クレディ・スイス証券の不動産セクターのリポートでは、東京都心5区のオフィス空室率は改善傾向にあり、募集賃料も上昇局面と指摘。それでも、オフィス需要の前年比の伸び率は悪化傾向、株式市場関係者が好感するようなオフィス賃料の上昇を期待するのは時期尚早とみて、製造業を中心に景気見通しが悪化した場合は、オフィス賃料の伸び率がさらに鈍化するリスクもあると解説。
個別では野村不動産ホールディングス<
3231>のトップピックを継続も、金融緩和によって不動産価格が上昇した場合の不動産株の代替として、積水ハウス<
1928>と大和ハウス<
1925>を推奨している。
《MK》
株探ニュース