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1905 テノックス

東証S
1,168円
前日比
+3
+0.26%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.5 0.63 3.25
時価総額 85.8億円
比較される銘柄
ライト, 
インフロニア, 
日本乾溜工
決算発表予定日

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テノックス Research Memo(10):基本戦略や提携・M&Aの成果が表れる


■テノックス<1905>の業績動向

3. 中長期成長イメージ
足元の物流施設やデータセンターなどの好調な建設需要は、中期的に継続することが見込まれている。半導体工場の建設も旺盛だ。土木杭工事も、リダンダンシー整備事業を中心に中期的に堅調に推移している。加えて、大都市圏の都市再開発や道路網拡張工事、北海道新幹線延伸工事、大阪の万国博覧会や統合型リゾートのインフラ工事など、コロナ禍で後ずれしていた案件の受注が積み上がることが予想される。なお、3年後くらいにはリニア中央新幹線高架部の基礎杭工事がターゲットに入る予定である。

同社は、このような需要増に対して、これまでラインナップや協力会社網などの強化を進めてきた。鋼管など原材料価格の高騰に対しては、価格転嫁以外にも鋼管杭からコンクリート杭へと提案の幅を広げることができるようになった。リニア中央新幹線高架部の基礎杭工事は重要構造物で地盤が非常に硬く、被圧した地下水が豊富に存在していることから、同社主軸のガンテツパイル工法が適合していると言える。人通りが多いなかで残土をなるべく出したくない都市部では、場所打ち杭に代わって利用される可能性のある回転杭を使うケースを狙う。環境面からの要請に対しては、残土の出ない環境的な工法以外にも、GTL燃料や二酸化炭素固定化技術といったメニューもある。このように様々なケースに対応できるようになったのは、中期経営計画で進めてきた開発戦略、営業・施工戦略、ESG戦略の3つの基本戦略と近年の提携・M&Aの成果であろう。想定外に長期化したコロナ禍の影響で後ずれする可能性もあるが、こうした成果を足掛かりにして、引き続き2024年3月期の売上高220億円、経常利益15億円、ROE8%という中期目標を目指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《TY》

 提供:フィスコ

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