信用
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1905 テノックス

東証S
1,172円
前日比
+7
+0.60%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.6 0.63 3.24
時価総額 86.1億円
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<動意株・18日>(大引け)=リネットJ、クリエイト、インスペックなど

 リネットジャパングループ<3556>=6日続伸。同社はネット専業のリユース品売買を手掛け、小型家電リサイクルなどにも展開する。来年9月に中古スマホにもSIMロック解除が義務付けられるかたちとなるが、リユース売買事業で、中古スマートフォンの売買を行う同社にも恩恵が期待される。また、海外展開では経済成長顕著なカンボジアへの投資を積極推進、同社の中期成長力の飛躍につながる可能性がある。株式需給面での思惑も漂う。モルガンスタンレーMUFG証券の17日付大量保有報告で同社株の15.49%を共同保有していることが判明。さらに同社と資本・業務提携するSBIグループも純投資目的で買い増しの動きをみせている。同じく17日付でSBIインベストメントが共同保有で9.76%から16.31%に同社株の保有比率を引き上げている。

 クリエイト<3024>=8日続伸。同社は給水・排水管や継手、バルブ、水栓金具など管工機材の卸売最大手。大阪市西区に本社を置き、大阪万博やカジノ関連で建設が活発化するホテルや商業施設の排水関連機材で商機が高まるとの思惑があり、会社側も期待を寄せている。また、水道法改正案の成立で今後水道事業の民営化が同社にとって追い風となる。10月には子会社クリテックが特定建設業の許可及び工事種類を追加取得したことで収益機会が広がっている。PER11倍台、PBR0.8倍台は依然として割安感が強い。

 インスペック<6656>=大幅続伸。同社は17日の取引終了後、主力製品であるハイエンド基板向けAOI(パターン検査装置)及びフレキシブル基板向けロールtoロール型検査装置などの受注が増加していることを受けて、生産能力を増強すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。本社工場(秋田県仙北市)の敷地を活用して既存の生産工場の増築を行う予定で、これにより工場面積を倍増させ、生産能力を2倍強に増強するという。なお、着工は19年5月、竣工は同年12月を予定しており、19年4月期業績への影響は軽微としている。

 テノックス<1905>=一時ストップ高。同社は地盤工事を展開しているが、安倍政権が「3年集中」を看板に掲げ2次補正で注力推進する国土強靱化では、テノコラム工法など独自工法を武器に受注拡大への期待がある。19年3月期の営業2割増益に続き、20年3月期も2ケタ伸長が有望視される。同社株は3%台の高配当利回りを有するにも関わらず、PBRが0.5倍台と超割安圏にあり、目先水準訂正高を狙った投資資金の流入が加速している。

 ビーロット<3452>=一時ストップ高。同社は17日の取引終了後、18年12月期の連結業績予想について、売上高を200億円から202億2200万円(前期比54.4%増)へ、営業利益を25億1200万円から32億8100万円(同38.7%増)へ、純利益を14億1400万円から19億3500万円(同54.8%増)へ上方修正したことが好感されている。第4四半期において、主要事業である不動産投資開発事業における販売用不動産の売却が相次ぎ、高利益率が積み重なったことが売上高・利益を押し上げた。

 アイネス<9742>=大幅高で4日ぶりに反発。同社は17日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。今回発表の自社株買いでは、上限を165万株(発行済み株数の6.50%)、または20億円としており、取得期間は12月18日から来年3月11日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上と株主還元の充実を図るために実施するとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年12月18日 18時08分

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