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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1898 世紀東急工業

東証P
1,871円
前日比
-50
-2.60%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.0 1.75 4.81 8.70
時価総額 700億円
比較される銘柄
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<動意株・8日>(大引け)=竹内製作、SMC、高砂熱学など

 竹内製作所<6432>=急反発。ミニショベルを主力とする小型建機メーカーで欧米を中心に売上高の97%を海外で占めている。同社の通期想定為替レートは1ドル=107円、1ユーロ=123円と実勢よりも円安設定で、輸出採算の悪化懸念が7月下旬以降の株価の下値模索に反映されてきたが、足もとは米利上げ観測の高まりを背景に円高進行に歯止めがかかっており、リバウンド狙いの買いが流入した。また、同社はJPX日経400に新規採用されていることもあって、株式需給面でこれをポジティブ視する買いも入っている。

 SMC<6273>=急騰。同社は5日取引終了後、17年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は1177億1700万円(前年同期比5.5%減)、営業利益は364億4500万円(同3.5%減)、最終利益は248億5100万円(同19.0%減)と低調だったが、事前の市場コンセンサスを上回ったほか、中間期に対する進捗率が7割近くに達しており、業績増額修正期待を背景に買い戻しを誘発する格好となった。株式需給面でも2万8000~3万1000円のゾーンは滞留出来高が希薄で戻り売り圧力が弱い。

 高砂熱学工業<1969>=続急伸。同社が5日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高547億2500万円(前年同期比5.9%増)、営業利益13億9800万円(同3.8倍)、純利益7億2800万円(同18.7%増)となり、大幅営業増益となったことが好感されている。採算性重視の受注活動やコスト低減努力が奏功し、主力の設備工事事業が好調に推移した。

 日本合成化学工業<4201>=ストップ高。発行済み株数の51.49%を所有する三菱化学などが前週末5日の取引終了後、同社の非上場化を目指して1株910円でTOBを実施すると発表しており、TOB価格にサヤ寄せする格好となっている。 買付予定株数は4724万2749株(上限、下限の設定なし)で、買付期間は8月8日から9月20日まで。なお、TOB成立後、日合成は所定の手続きを経て上場廃止となる。

 世紀東急工業<1898>=急伸。同社は5日の取引終了後、17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想の修正を発表。売上高を291億円から260億円(前年同期比3.6%減)へ、営業利益を9億円から14億5000万円(同20.0%増)へ、純利益を8億円から12億5000万円(同18.8%増)へ修正、利益の上方修正を好感した。一部の工事の完成時期が下半期以降になったことにより売上高は前回予想を下回るものの、工事の採算性向上などが利益を押し上げている。

 モブキャスト<3664>=ストップ高。同社が前週末5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が売上高16億3900万円(前年同期比7.3%減)、営業損益5100万円の赤字(前年同期1億5800万円の赤字)、最終損益1億9900万円の赤字(同1億2700万円の赤字)となり、赤字幅が縮小したことが好感されている。 プラットフォーム事業への積極的な投資により赤字が続くものの、コスト効率向上を図ったことで赤字幅は縮小したという。なお、16年12月期業績予想は、新規タイトルについての不確実性が高く、合理的な数値の算出が困難であるとして非開示としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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