貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1833 奥村組

東証P
4,800円
前日比
+10
+0.21%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.9 0.99 4.69 12.16
時価総額 1,856億円
比較される銘柄
飛島建, 
鹿島, 
西松建
決算発表予定日

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<動意株・2日>(大引け)=神戸鋼、テイ・エス テック、三光合成など

 神戸製鋼所<5406>=大幅高で5日続伸。同社が10月31日に発表した不適切行為にかかる「安全性検証状況」の内容で安全性に問題なしと判断する顧客企業が多かったことから、買い安心感が広がっている。また、同30日の決算発表では、不適切行為の影響など考慮し18年3月通期の業績予想は営業利益などを減額したが、第2四半期時点では上方修正している。貸借倍率は0.5倍と売り長状態にあり、信用売り方の買い戻しも流入している様子だ。

 テイ・エス テック<7313>=後場に入って一段高。新値追いの展開となっている。同社は1日取引終了後に、18年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しは従来の400億円から430億円(前期比24.4%増)に引き上げた。売上収益予想も4350億円から4630億円(同8.7%増)に増額修正。想定為替レート(1ドル=108円)に比べて円安で推移している効果に加え、中国を中心とした主要顧客からの受注台数の増加や機種構成の良化が業績を押し上げるとしている。

 三光合成<7888>=急騰し、一気に2005年5月以来12年半ぶりの高値圏に浮上した。富山県に本拠を置く自動車向けやOA機器向けを主力のプラスチック製精密部品メーカーで、18年5月期は最終9.6%増益を計画、PER12倍前後と依然として割安感がある。海外では中国に積極展開、自動車部品製造子会社を現地に設立し、19年に稼働見込み。ここ中国関連が人気化するなか、関連株の一角として浮上している。また、眺める方向による色調・明暗の変化を、樹脂製品に与えることを可能にした「ゆらぎ華飾技術」に注目する向きもあるようだ。

 奥村組<1833>=大幅続伸で年初来高値を更新。同社は1日取引終了後、18年3月期の第2四半期累計連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を1071億円から1079億4000万円(前年同期比14.3%増)へ、営業利益を59億円から90億7000万円(同40.6%増)へ、最終利益を63億円から89億5000万円(同37.1%増)へそれぞれ増額した。土木事業および建築事業の売上総利益率の改善に伴う売上総利益の増加などが寄与している。

 石原産業<4028>=急反発し、年初来高値を更新。同社は1日取引終了後に、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想を修正。営業利益見通しは従来の15億円から38億円(前年同期比2.1倍)に引き上げた。売上高予想は520億円から529億円(3.3%増)に若干増額修正した。為替が想定よりも円安で推移したほか、無機化学事業でのコスト削減効果や有機化学事業での研究開発費の支出時期見直しなどが利益を押し上げるとしている。なお、通期業績予想については、現在精査中だとしている。

 クロスキャット<2307>=急騰。同社は金融関連で強みを持つソフト受託開発会社。メガバンクも注力する方向にある仮想通貨関連の一角で、値動きが速い。10月16日に1449円の高値をつけてからは調整局面にあったが4ケタ大台割れ水準では買い板が厚く売り物をこなし切った。ブロックチェーン技術を持つカウラ社と協業で同分野を深耕、将来的な成長期待が投資資金の流入を誘っている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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