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1828 田辺工業

東証S
1,352円
前日比
+17
+1.27%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.9 0.66 3.33
時価総額 145億円
比較される銘柄
中外炉, 
朝日工, 
暁飯島工業
決算発表予定日

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<動意株・8日>(大引け)=TOA、田辺三菱製薬、ASJなど

 TOA<6809>=後場上昇幅を拡大。一時、1月4日につけた年初来高値1064円と同値まで買われる。同社は放送設備機器の大手メーカーだが、注力する防犯カメラなどの牽引で18年3月期の連結業績予想は急回復が予想されている。売上高は470億円(前期比10.6%増)と2ケタ増収を確保、営業利益は36億円(同22.6%増)、最終利益は22億5000万円(同28.5%増)を見込んでおり、これをポジティブ視する買いを誘導している。国内では、業界最小サイズの天井埋め込み型スピーカーなどの新商品発売に加え、時流をとらえ防犯カメラによる「遠隔見守りサービス」の提供を開始、収益寄与が見込まれる状況だ。

 田辺三菱製薬<4508>=大幅高で4連騰し、約1カ月ぶりに年初来高値を更新。同社は8日、米国食品医薬品局(FDA)から、筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬であるラジカヴァ(日本製品名:ラジカット、一般名:エダラボン)を適応症とする承認を取得したことを発表、これによる業績拡大期待から買いが集中した。ALSは、運動神経が選択的に変性・消失し、四肢、顔、呼吸筋などの全身の筋力低下と筋萎縮が進行性に起こる原因不明の神経変性疾患で、米国では、毎年5000~6000人がALSと診断されている。同社の販売子会社であるMT ファーマ アメリカが販売を行う。

 ASJ<2351>=後場に入ってス一時トップ高。同社はきょう、経済産業省が推進する「サービス等生産性向上IT導入支援事業」で、IT導入支援事業者に認定されたことを明らかにした。サービス等生産性向上IT導入支援事業とは、中小企業や小規模事業者がITツールのサービス(ソフトウエアやサービスなど)を導入する際、その事業費などの一部を補助することで、導入企業の生産性向上などを図ることを目的としたもの。サービス導入費の合計3分の2以内(上限額は100万円、下限額は20万円)が補助される。

 JUKI<6440>=大幅高で3日続伸し年初来高値更新。同社は2日取引終了後、非公開だった17年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結業績予想を発表した。売上高を480億円(前年同期比5.9%減)、営業利益を30億円(同47.9%増)、最終損益を18億円の黒字(前年同期は2億3200万円の赤字)とした。あわせて発表した第1四半期の連結決算は、売上高237億1700万円(前年同期比8.5%減)、営業利益21億3800万円(同47.0%増)、最終利益15億2700万円(同2.3倍)だった。

 ほぼ日<3560>=ストップ高で年初来高値更新。2日に公表された大量保有報告書でひふみ投信などの運用を手掛けるレオス・キャピタルワークスが5.08%の株式を保有する同社の大株主となったことが判明。これを受け同社株に買いが入っている。同社は3月16日にジャスダック市場へ上場した直近IPO銘柄。著名コピーライターの糸井重里氏が社長を務め、ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を企画運営、手帳などオリジナル企画の文具や日用雑貨などのインターネット通販を展開している。

 田辺工業<1828>=ストップ高。同社は2日取引終了後、集計中の17年3月期の連結業績について、売上高が従来予想の300億円から305億円(前期比5.6%増)へ、営業利益が13億円から17億4000万円(同10.5%増)へ、最終利益が9億円から12億円(同23.6%増)へ上振れ着地したようだと発表しており、これが好材料視されているようだ。民間プラントの新規プラント建設工事受注は少なかったものの、既存設備の改造、回収、合理化、集約化などの工事や定期修理工事の完成が寄与したほか、第4四半期で施工高が高まったことで売上高は計画を上回った。また、増収効果に加え、第4四半期に完成した低粗利大型工事が想定以上に利益率が改善したことが増益につながった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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