クレディ・スイス証券の建設セクターの決算プレビューでは、「16年3月期第2四半期決算は、上期業績の会社計画からの上振れだけではなく通期計画の上方修正も相次ぐ」と予想。それでも、過去3カ月建設セクターの株価は絶対株価や対TOPIXで上昇しているため、「すでに堅調な業績は株価に織り込まれている」とみて、決算がポジティブサプライズになる企業は、長谷工コーポレーション<
1808>、大林組<
1802>と予想。
今後の株価上昇要因は、通期計画上方修正、鉄鋼価格下落、建築着工単価上昇、資本政策拡充とみて、セクター判断「オーバーウエイト」を継続している。
《MK》
株探ニュース