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2015年11月17日16時16分

静岡ガス Research Memo(10):再輸出事業などLNG基地の有効活用を目指す


■中長期戦略

(3) LNG基地のソリューション活用

静岡ガス<9543>では好立地にあるLNG基地の有効活用とLNG調達価格の低減を目指していく。具体的には、LNGのリロード(再輸出)事業に取り組んでいくほか、着桟したLNG船に対するクールダウンサービスやガステストなどのサービスを提供していく。

リロードに関しては、シェールガスの台頭によりLNG市場の流動化が進むなかで、利益を得る機会を創出していくことになる。リロードに関しての情報を収集するために、シンガポールに駐在員事務所を2015年4月に開設している。現在、LNGを基地から船内へ送出するための設備工事を行っており、2016年4月に完成予定となっている(投資額は25億円)。全体の収益に与える影響は軽微だが、LNG調達コストの低減につながるビジネスとして注目される。

また、袖師地区では東燃ゼネラル石油<5012>が隣接する遊休地においてLNG火力発電所の建設計画を発表しており、同計画が実行されれば新たにLNGタンクを1基増設する必要が出てくる。同計画によると発電規模は最大約170万kWの火力発電所を建設し、稼働開始時期は2021年を目途としている。10月30日には、東燃ゼネラル石油と同社及び清水建設<1803>の3社で発電所建設プロジェクトの準備作業を共同で進めていくため、「清水天然ガス発電合同会社」(資本金1億円、同社の出資比率は5%)を設立した。現在は環境アセスメント評価中の段階であり、国内の電力事業環境やエネルギー情勢、経済性なども総合的に勘案して事業化の可否を決定していくこととなるが、仮に同プロジェクトが実行されれば同社のガス販売量増加に寄与することになる。なお、タンクの設備投資額は1基あたり220~250億円程度(15年定額償却)となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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