大林組が大幅続伸、昼に上期経常利益予想を98%増に大幅増額修正を発表
大林組<1802>が後場上げ幅を拡大し一時8月19日に付けた年初来高値1098円に急接近してきた。9日12時に、「主として国内工事の採算が改善したことに伴い完成工事総利益が増加したことなどから、2015年4-9月期連結経常利益予想は従来の240億円から大幅に増額し前年同期比98%増の440億円になる見通しだ」と大幅増額修正を発表したことが買いを誘っているようだ。なお、通期経常利益予想は従来の560億円(前期は599億円)予想を据え置いた。
完成工事利益率は9.9%(建築8.4%・土木14.9%)となる見込みとしており、前回発表時の見通し6.4%(建築5.8%・土木8.5%)を大幅に上昇す見通し。
同社の業績増額修正発表をきっかけに、大成建設<1801>は大幅反発し、清水建設<1803>は3日ぶりに反発、鹿島建設<1812>は変わらずを挟み大幅高で2日続伸となるなど建設大手株は好人気となり、業種別株価指数で値上がり率3%超となっておりトップ5位内と上位にある。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)
完成工事利益率は9.9%(建築8.4%・土木14.9%)となる見込みとしており、前回発表時の見通し6.4%(建築5.8%・土木8.5%)を大幅に上昇す見通し。
同社の業績増額修正発表をきっかけに、大成建設<1801>は大幅反発し、清水建設<1803>は3日ぶりに反発、鹿島建設<1812>は変わらずを挟み大幅高で2日続伸となるなど建設大手株は好人気となり、業種別株価指数で値上がり率3%超となっておりトップ5位内と上位にある。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)