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1782常磐開発

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<動意株・15日>(大引け)=RVH、常磐開発、オーケストラHDなど

 RVH<6786>=大幅続伸。同社は14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高267億3400万円(前年同期比27.3%増)、営業利益3億6000万円(同81.6%減)、最終損益2億6200万円の赤字(前年同期11億3600万円の黒字)と大幅減益となったが、株価は直近で年初来の安値圏で推移しており、アク抜け感から買いが入っている。美容脱毛部門「ミュゼプラチナム」ブランドが契約高、売上高ともに連結以来最高値となったほか、前期にM&Aにより加わった「たかの友梨ビューティクリニック」や新ブランド「コロリー」が寄与し売上高は伸長した。ただ、M&Aに伴い店舗数や従業員数が増加したことや広告投資を増やしたことが利益を圧迫し、大幅減益となった。

 常磐開発<1782>=急反発。同社が14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高94億400万円(前年同期比44.2%増)、営業利益8億5600万円(同47.2%増)、純利益5億2600万円(同70.7%増)と、従来予想の営業利益6億5000万円を上回る大幅営業増益となったことが好感されている。建築事業および土木緑地事業で工事進行基準適用工事の工事進捗が計画より遅れ、売上高は従来予想の100億円を下回ったが、完成工事で採算の良い工事物件が売上に計上されたことが利益を押し上げたとしている。

 Orchestra Holdings<6533>=大幅反発。同社は14日の取引終了後、11月30日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表したことに加えて、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高43億4300万円(前年同期比22.1%増)、営業利益2億5300万円(同13.5%増)、純利益1億6400万円(同13.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。運用型広告を中心に拡販を進めたことで主力のデジタルマーケティング事業が好調に推移したほか、M&Aにより新たに開始したソリューション事業が貢献した。また、ライフテクノロジー事業の収益が改善したことも寄与した。

 オープンハウス<3288>=ストップ高。同社は都心部を中心に戸建て・マンション事業を展開するが、戸建て販売、分譲マンションいずれも好調で、業績は急成長路線を走っている。同社が14日取引終了後に発表した17年9月期連結決算は売上高3046億5100万円(前の期比23.2%増)、営業利益376億1700万円(同20.1%増)、最終利益247億9700万円(同32.5%増)と高変化を示した。さらに、続く18年9月期も分譲マンションの引き渡し戸数が増加するなど収益拡大基調に変化はなく、売上高が3800億円(前期比24.7%増)、営業利益は447億円(同18.8%増)、最終利益は300億円(同21.0%増)を見込んでおり、連続での大幅増収増益見通しを評価する買いが流入した。また、年間配当も大幅に増配、年92円を計画しており、これも人気を増幅している。

 カーリットホールディングス<4275>=続急騰。コンデンサー用など高付加価値の電子材料が牽引し18年3月期営業利益は前期比4割の伸びを見込むなど好業績が買い人気のベースにあるが、電気自動車(EV)の市場拡大が加速する方向にあるなか、リチウムイオン電池の評価試験を手掛けていることが材料視されている。また、固体電解質分野で研究開発を進捗させており、次世代2次電池である全固体電池への取り組みにも思惑がある。

 ワタミ<7522>=6日ぶり急反発。同社が14日取引終了後に発表した18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が474億8600万円(前年同期比1.6%減)と減収ながら、経常損益は1億5600万円の黒字(前年同期9億2600万円の赤字)と赤字から脱却を果たした。主力としてきた居酒屋チェーン「和民」から方向転換し、宅配などへの参入や「ミライザカ」など業務内容を変えた新店舗の展開など多角化を推進、ここにきて業績が改善傾向にあることを評価する買いが流入している。なお、通期業績は売上高960億円(前期比4.3%減)、経常利益7億5000万円(同4.6%増)を見込んでいる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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