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1766 東建コーポレーション

東証P
10,530円
前日比
+130
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単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.3 1.20 2.37 1.88
時価総額 1,419億円
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徹底検証「4月決算」注目企業、見逃してはならない「好業績」株は <株探トップ特集>


―決算端境期だから意識したい今期好業績見通しの優良株リスト―

 週明け26日の東京株式市場は、全般手掛かり材料不足ムードで見送り姿勢の強まるなか、東証1部の売買代金は1兆7505億円と極端な薄商いで、日経平均株価は前週末比20円68銭高の2万153円35銭で小幅続伸となった。このところ、決算発表端境期の印象が強いなか、企業数自体は少ないものの18年4月期決算企業の業績見通しが出そろった。「株探トップ特集」ならではの“徹底検証魂”を発揮して注目銘柄を紹介した。

●日東製網は世界的な水産物需要の増加が追い風に

 日東製網 <3524> が12日発表した18年4月期の連結業績予想は、売上高190億円(前期比5.9%増)、経常利益10億円(同31.9%増)と大幅増益を見込んでいる。主力の漁業関連事業は、世界的な魚食の盛り上がりにより水産物の需要が年々増加しており、それに伴う漁具資材の需要の高まりが見られる。また、オリジナル商材の販売を積極的に行い、提案型営業の取り組み強化を図り、売上高、収益の確保・拡大を図る。陸上関連事業では、スポーツ施設向け防球ネットなどの施工工事部門は、前期に引き続き堅調に推移するものと予想している。また、防虫網、スポーツネット、獣害ネットを中心にその他の産業資材を含め積極的に拡販していく。

●ロック・フィールドは45店舗でのリニューアルを計画

 サラダ主体の高級総菜などの製造・販売を手掛けるロック・フィールド <2910> が9日発表した18年4月期の連結業績見通しは、売上高522億4600万円(前期比3.0%増)、経常利益33億400万円(同7.8%増)と過去最高益を更新する見込み。同社では、野菜の持つチカラと創業以来培ってきた技術力を生かした商品開発を行い、総菜を通じて健康で豊かなライフスタイルの提案を継続して行うとともに、食卓提案を通した客単価アップと少人化モデル構築に向けた売り方・見せ方・モノづくりの変革に取り組むとしている。また、今期は新規ケース導入による買い合わせの促進や、顧客が買い求めやすい店舗環境の整備を目指して、東日本で24店舗、西日本で21店舗の合計45店舗でのリニューアルを計画している。

●アゼアスは商品開発機能の強化で拡販目指す

 アゼアス <3161> [東証2]は、米国デュポン社製の防護服販売を主力に自社製品も手掛け、たたみ資材、裏地などのアパレル資材も扱う企業。同社が9日に発表した18年4月期の連結業績見通しは、売上高93億1200万円(前期比1.5%増)、経常利益2億1200万円(同18.4%増)を見込む。主力の防護服・環境資機材事業では、商品開発機能を一層強化し、企画力を生かした魅力ある商品づくりに取り組む。また、たたみ資材事業、アパレル資材事業、中国子会社の事業では、一層の効率化に努め、厳しい環境下でも安定的に利益確保ができる体制づくりを図るとしている。同社は、前期の17年4月期通期の経常利益を5月26日の時点で、従来予想の1億2000万円から1億7900万円(前の期比95.4%増)へと大幅上方修正した経緯があり、今期も保守的な業績予想が増額される可能性がある。

●神島化学は軒天井ボードの高級化を推進

 窯業系の不燃内外装建材を主力とする神島化学工業 <4026> [東証2]が12日に発表した18年4月期の単独業績予想は、売上高233億円(前期比3.0%増)、経常利益15億円(同11.3%増)を見込む。軒天井ボードなどの高級化路線を推進するのをはじめ、オリンピック需要の取り込みにより非住宅部門の拡大に注力するほか、化成品事業の新規設備本格稼働による海外展開強化などが寄与する見通し。さらにコスト面では、製造部門での原価低減・稼働率の向上、また物流面での効率化を図ることにより合理化を進める。なお、年間配当は創業記念配当4円を実施、前期比4円増の24円を予定している。

●HyAS&C、今期経常益は16%増で3期連続最高益更新予想

 ハイアス・アンド・カンパニー <6192> [東証M]が14日発表した18年4月期の連結業績見通しは、売上高49億8400万円(前期比25.5%増)、経常利益3億5000万円(15.5%増)と、3期連続で過去最高益を更新する見通し。同社は中小の工務店などへ向けて「ビジネスモデルパッケージ」の提案を行うコンサルタント事業を手掛けている。「ビジネスモデルパッケージ」では、主力の高性能デザイナーズ住宅の効果により、17年4月期に新規導入した会員の本格稼働と、既存会員企業の受注増加により、ロイヤルティーの増加を見込んでいる。

◆主な18年4月期好業績予想銘柄◆

               経常
銘柄 <コード>        増益率   株価   PER
東建コーポ <1766>        5.2  1万4190  13.9
伊藤園 <2593>          2.2    4225  37.9
テンポス <2751> [JQ]    14.3    1887  16.6
Rフィールド <2910>       7.8    1950  23.0
アゼアス <3161> [東証2]   18.4    559  24.5

日東網 <3524>         31.9    1849   6.9
神島化 <4026> [東証2]    11.3    1816  15.1
HyAS&C <6192> [東証M] 15.5    712  24.1
ヤーマン <6630>         3.2    9690  23.7
サンオータス <7623> [JQ]  黒転    351  30.5

マツモト <7901>        黒転    319  60.2
日本テレホン <9425> [JQ]  黒転    444  94.7
アインHD <9627>       12.7    8030  28.6

※株価は26日終値(単位:%、円、倍)

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