石油資源が反落、国内大手2証券が目標株価を引き下げ
石油資源開発<1662>が4営業日ぶりに反落。きょうは、国内大手2証券が同社の目標株価を引き下げたことが確認されている。
野村証券は同社について、原油安、ガス安、ビチューメン安を主因に16年3月期~18年3月期の経常利益予想を下方修正し、目標株価は3800円から3640円へ引き下げた。レーティングは「ニュートラル」を継続。中期的にはHangingstone拡張の生産開始、 Sakhalin1のArkutun-Dagiの増産で、原油(およびビチューメン)価格が上昇した場合の恩恵は拡大すると予想されるものの、両案件とも将来の利益寄与に不透明な面があり、積極的な投資スタンスは油価の底入れをある程度確認してからでも遅くはないとの見解を示している。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、目標株価を3860円から3560円へ引き下げているものの、カバレッジセクター内で同社の今後の株価パフォーマンスが相対的に上位になるとみて、レーティングは「オーバーウエイト」を継続。中期的に、カナダのオイルサンド事業の拡張工事が注目されるとしている。
《MK》
株探ニュース
野村証券は同社について、原油安、ガス安、ビチューメン安を主因に16年3月期~18年3月期の経常利益予想を下方修正し、目標株価は3800円から3640円へ引き下げた。レーティングは「ニュートラル」を継続。中期的にはHangingstone拡張の生産開始、 Sakhalin1のArkutun-Dagiの増産で、原油(およびビチューメン)価格が上昇した場合の恩恵は拡大すると予想されるものの、両案件とも将来の利益寄与に不透明な面があり、積極的な投資スタンスは油価の底入れをある程度確認してからでも遅くはないとの見解を示している。
また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、目標株価を3860円から3560円へ引き下げているものの、カバレッジセクター内で同社の今後の株価パフォーマンスが相対的に上位になるとみて、レーティングは「オーバーウエイト」を継続。中期的に、カナダのオイルサンド事業の拡張工事が注目されるとしている。
《MK》
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