ETF売買動向＝8日前引け、原油ベアが新高値

　8日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.6％増の3298億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同28.1％増の3005億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が新高値。上場インデックス中国Ｈ株 <1548> 、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> 、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> 、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ＮＥＸＴ インドブル <2046> など26銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が6.57％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が5.28％高、南方　ＦＴＳＥ中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が4.45％高、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> が4.14％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が3.82％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> は9.72％安、ダイワ建設・資材上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1636> は3.42％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が69円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2231億2200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1269億7200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が188億3500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が173億9400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が169億3300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が66億1800万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が33億5200万円の売買代金となった。

株探ニュース