貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1545 野村ナスH無

東証E
27,000円
前日比
-10
-0.04%
PTS
27,265円
23:33 04/23
業績
単位
1株
PER PBR 利回り 信用倍率
3.53
時価総額 591億円

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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 平成が鍛えた“英知”で令和相場に臨む!


「 平成が鍛えた“英知”で令和相場に臨む!」

●決算発表前の持ち株売却がベスト

 30年続いた平成相場が終わり、新たに令和相場が始まる。

 どんな相場になるのか。改めて書くまでもなく、平成相場は想像を絶する惨禍を経験してきた。東日本大震災をはじめ数々の天災、そして経済の分野では同時多発テロ、ハイテク株バブルやサブプライムローンバブルの崩壊などに見舞われた。

 こんなことが再び繰り返されては、もちろんたまらない。絶対そんなことにならないように願うのみだが、たとえそんなことになったとしても、大丈夫と言いたい。

 というのは、我々は多難の日々だった平成相場を、あれこれの方策で何とか乗り切ってきたからだ。

 それは英知の積み重ねとなり、経験則として我々の投資武器と化しているため、令和相場で何が起きようとも適切な対応がとれると考えてよい。

 この点ではお互い自信を持ってよく、私は正直早く10連休が終わり、令和相場が始まってくれればよいと思っている。

 では、期待の令和相場はどうなるのか。

 休日明けに早速待っているのが5月10日の決算発表ラッシュだ。実に約600社が発表するのだから要警戒だ。

 私は決算発表対策としては、発表前に持ち株を売っておく。これがベストという考えだ。そのため、今回も休日が明けたら決算発表前に売っておくことをお勧めしたい。

●令和の初年度半年は楽観、米中協議合意なら歓迎高へ

 以上は目先の対応策になるが、令和相場の少なくとも初年度半年間ほどはどんな相場になるだろうか。

 私は非常に楽観的に見ている。トランプ大統領が次回選挙での勝利を目指し、経済対策にさらに力を入れると見てよいからだ。すでに大統領は、FRB(米連邦準備制度理事会)に年内の利上げ凍結を半ば公約させている。

 それに、昨年からの懸案事項である米中貿易協議もさすがに合意が近いと見てよい。もちろん、トランプ政権が納得する形での決着になるため、株式市場も歓迎高必至だ。

 このような予想を踏まえて期待が持てる銘柄としては、まずはすでに今期の収益増がほぼ約束されている日本電産 <6594> がある。

 ビッグデータ解析に強いブレインパッド <3655> は株価の調整が続いているが、これからは真価が見直されるとみてよい。 ビッグデータの解析ニーズは高まる一方だからだ。

 少々、経済が減速しようが需要が落ちにくいのが化粧品。高齢化社会となり、シワを気にする女性たちが国内だけでなく、中国でも急増中ということを考えると資生堂 <4911> が魅力的だ。

 それに、やはり今後重要イベントが相次ぐことからセントラル警備保障 <9740> も。

 最後に私好みの定番銘柄、マニー <7730> 、GMOペイメントゲートウェイ <3769> 、NEXT FUNDS NASDAQ-100連動型上場投信 <1545> [東証E]を。

2019年4月26日 記
※次回は5月6日配信の予定

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