信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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1439 安江工務店

東証S
1,365円
前日比
+15
+1.11%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.8 1.03 2.93
時価総額 18.5億円
比較される銘柄
KHC, 
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サンヨーH
決算発表予定日

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<動意株・17日>(大引け)=安江工務店、日本セラミック、ジオスターなど(その1)

 安江工務店<1439>=一時ストップ高で上場来高値を更新。10日に東証ジャスダック市場と名証2部に新規上場したばかりの銘柄で、週末要因などもあって全般市場に手詰まり感が強まるなか、直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さに期待した買いが入っているようだ。同社は、愛知県を地盤に住宅リフォームや新築注文住宅の建設、不動産流通事業などを展開。10日の上場時には公開価格1250円に対して1300円で初値をつけたが、13日に上場来高値1739円をつけた後はさえない展開となっていた。ただ、14日に発表した17年12月期の単独業績予想は、売上高41億7500万円(前期比7.4%増)、営業利益3億3700万円(同9.4%増)と増収増益を見込んでおり、これに対して前日終値のPERは8倍台と割安感が強いことを注目する向きも強いようだ。

 日本セラミック<6929>=逆行高し昨年来高値を更新。同社は赤外線センサーで世界でも抜群の実績とシェアを有しており、自動運転分野など車載向けで今後の収益機会が広がるとの見方が強い。市場では「同社は前週末に好決算と合わせて自社株買いを発表しており、週明け13日に人気化した。直近はゴールドマン・サックス証券が投資判断を『買い』に引き上げ、目標株価を2600円引き上げたことで、これが改めて材料視された。電子部品セクター全般は足もとの収益環境改善が指摘されており、同社株はその連想が働いている部分もある」(大手ネット証券アナリスト)としている。

 ジオスター<5282>=4連騰で昨年来高値を更新。足もと軟化傾向にある東証1部市場を横目に東証2部市場の強さが目立つ。2部指数はきょうまで3日続伸、2月にはいってから前日比マイナスだった日はわずかに2営業日しかない。そのなか、同社株はその象徴として上昇基調を鮮明としている。建設用コンクリート2次製品メーカーで、新日鉄住金<5401>が同社の40%の株式を保有する筆頭株主で販売先となっている。トンネルの内壁材であるセグメントでトップシェアを持つが、東京外郭環状道路向けトンネル用で大型案件を受注、地下河川や共同溝向け土木製品も好調だ。17年3月期業績は2度にわたる増額を経て営業利益は前期比2.4倍の27億1000万円と高変化が見込まれている。

 トレンドマイクロ<4704>=急騰。同社は16日取引終了後、17年12月期の連結業績予想を発表した。売上高は1473億円(前期比11.6%増)、営業利益は375億円(同9.1%増)と前期に続き増収増益を見込んでいる。特に営業利益は前期(10.9%増の343億6000万円)に続き2ケタ近い増益を見込むことでポジティブ視された。同社はウイルス対策ソフトで業界大手、企業を中心とした情報セキュリティーニーズの高まりを背景に高水準の需要を捉えている。特に昨今はサイバー攻撃による情報流出が深刻視されており、同社の活躍余地が広がっている。企業のクラウド活用が進展するなか、データセンターやネットワーク関連ソフトが同社の収益を押し上げている状況だ。

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