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2016年02月07日09時30分

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 活路はマイナス金利関連で切り拓く!


「活路はマイナス金利関連で切り拓く!」

●剥げ落ちた「バズーカ第三弾」効果

 前回は「ようやく難所続きの1月相場が終わった。月が替わると風景がバラ色に変わる。こうなってくれれば良いのだが、残念ながらその可能性は低い」――こう書いた。一週間経って状況はさらに厳しくなってしまっている。1月29日には日銀が禁じ手となる「マイナス金利」の導入に踏み切ったのに、日経平均はまたもや1万7000円の大台を割り込み、1月21日につけた1万6017円に近づいている。

 マイナス金利の導入という黒田バズーカ第三弾が投下されたにも関わらず、円が上昇してしまったことで、市場の失望感は非常に大きくなっている。実は私も失望した一人だ。マイナス金利は日本の金融史上初。それだけに導入決定効果はしばらく(数週間)は続くと見ていた。

 しかし、実際はわずか2日しか続かなかったどころか、導入決定前は118円台半ばだった対ドルでの円相場は、この原稿を書いている時点では116.78円前後だ。2円ほども上昇しており、円の強さというより、ドルの弱さを改めて認識させられる。背景にあるのは、中国経済の失速懸念や原油先物価格安によりFRBは金利をスムースに引き上げられまい。こんな観測だ。

 本来なら米国の金利は年間4回、1年で1%上がるだろうと見られていた。しかし、前述したような理由から、いまではせいぜい2回、下手をすると1回も難しいのではないか。こんな見方さえ出てくるようになっている。そして、直近3月の引き上げはとても無理。このような観測は米国株式市場にとっては決してマイナスではないが、東京市場にはドル安・円高要因となって明らかにマイナスとなる。

●最大の懸念要因は中国失速

 実際、ここにきての下げは、それが現実になっていることになり、ここは何はともあれドルの下落が止まってくれなくてはならない。それには中国経済に対する減速懸念情報への反応が薄らぎ、原油先物価格の下落に歯止めがかる。こうなることが必要で、現在のところ前者のインパクトは大ながら、後者のそれは薄らぎつつある。

 やはり、問題は中国経済の失速懸念なのだ。そして、当然これは簡単に解決することではないため、ここは外需への依存度の高い企業への投資は避ける。これが重要になる。

 では、どんな企業への投資なら好ましいのか。いまはマイナス金利導入関連銘柄。これらに対する投資に活路がある。その関連銘柄もこのところ下げているだけに魅力的だ。

 まずは商業施設用土地の底地取得に強い日本商業開発 <3252> だ。これまですでに取り上げたことのある不動産情報サイト「ホームズ」運営のネクスト <2120> 、投資用不動産ポータルサイト「楽待」を運営しているファストロジ <6037> [東証M]、アパート経営者向けプラットホーム「TAKERU」運営のインベスC <1435> [東証M]も押し目を入れているので見逃せない。

 他分野銘柄ではワワタミ <7522> 、マクドナルド <2702> [JQ]、武田 <4502> が魅力的だ。

2016年2月5日 記

●北浜 流一郎(株式アドバイザー)
慶応大学商学部中退後、コピーライター、週刊誌記者、作家業を経て株式アドバイザーへ。マネー誌、証券紙などの株式欄を担当し、ラジオ番組でも活躍。

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