ファーストコーポレーション---建設需要の回復基調で通年の増収増益を予想
ファーストコーポレーション<1430>は10日、2018年5月期第1四半期(17年6~8月)決算を発表した。売上高が前年同期比40.8%減の47.33億円、営業利益が同39.1%減の4.10億円、経常利益が同38.9%減の4.08億円、四半期純利益が同40.0%減の2.78億円となった。
事業エリアである東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)における2017年上半期のマンション着工件数は前年同期比6.3%増となった。一方、供給件数はデベロッパー各社が供給を抑制していることより同1.9%増と微増となった。通年の供給見込は前年比で6.2%程度の増加となると予想され、緩やかな回復基調にある。
2018年5月期通期の業績予想は、売上高が前期比32.1%増の276.67億円、営業利益が同17.7%増の24.42億円、経常利益が同18.8%増の23.92億円、当期純利益が同17.0%増の16.53億円とする期初計画を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ