貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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1332 ニッスイ

東証P
947.4円
前日比
+25.7
+2.79%
PTS
946.8円
14:32 04/18
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.5 1.19 2.53 2.71
時価総額 2,960億円
比較される銘柄
マルハニチロ, 
極洋, 
サカタタネ
決算発表予定日

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<動意株・16日>(大引け)=日水、エディア、チヨダウーテなど

 日本水産<1332>=続伸。600円台前半のもみ合いを経て26週移動平均線から上に放れてきた。全体相場は前週末の日経平均急騰の反動でやや弱含みで推移しているが、相対的に出遅れる内需のディフェンシブストックとして買いを引き寄せている。南米でのサケマス養殖が改善傾向にあるほか、消費増税の影響下で冷凍食品が引き続き好調で収益に貢献、20年3月期営業利益は前期比11%増の240億円と2ケタ増益を見込んでいることも買い安心感につながっている。

 エディア<3935>=急伸。NHKが15日、大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」の曲目の一部を発表し、LiSAが人気アニメ「鬼滅の刃」のオープニング曲「紅蓮華」を歌うことが明らかにされた。出場歌手の歌唱曲は例年、一斉に発表されてきたが、一部が先行発表されるのは異例であり、「鬼滅の刃」人気の高さがうかがえる。これを受けて、子会社が同作品のグッズを手掛けている同社にも思惑的な買いが入っているようだ。

 チヨダウーテ<5387>=一時ストップ高。前週末13日の取引終了後、石膏ボードをはじめとする建材をグローバルに展開する独クナウフ・インターナショナル社と資本・業務提携すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。チヨダウーテが20年1月15日を払込期日として、クナウフ社を割当先とする第三者割当で606万7165株の新株を発行する。両社は、日本における石膏ボード事業を中心とした包括的な資本提携及び業務提携を行ってきたが、一層強固な資本関係を進めることで財務基盤の改善を図るほか、原料調達の安定化やマーケティング力の強化を図るとしている。調達資金約25億5300万円は借入金の返済に当てる方針。なお、今回の第三者割当増資により、クナウフ社の持ち株比率は25.42%から44.48%に上昇する。

 ニレコ<6863>=大きくマドを開け3連騰。同社は産業用制御機器や計測機器の製造・販売を手掛けるが、鉄鋼メーカー向けなど高水準の受注残を武器に足もとの収益成長は加速局面にあり、前19年3月期営業利益は前の期比27.4%増の8億9800万円、19年4~9月期も前年同期比26%増と好調が続いている。PBR0.7倍と株価指標面で解散価値を3割も下回っている割安株にもかかわらず、M&Aに積極的で業容拡大が続いている。光学技術の研究開発企業を傘下に収め、既存のレーザー技術に磨きをかけている。画像処理分野で高い技術力を持っていることも、ポイントとなっている。

 ツクルバ<2978>=急反発。前週末に急落したが、その下げを一気に取り戻す勢いで切り返しに転じている。大規模改修した中古マンションの流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を運営、アクティブ会員数の増加に注力中。首都圏のマンション取引で中古物件の取引が活発化しており収益環境には追い風が吹く。同社が前週末13日取引終了後に発表した19年8~10月期決算は営業利益が2400万円で着地した。また、スター・マイカグループとリノベーション販売事業で業務提携したことを発表しており、これによる業容拡大効果に期待した買いを呼び込んでいる。

 ウエスコホールディングス<6091>=ストップ高。同社は西日本を地盤に総合建設コンサルティングを展開するが、国土強靱化の政策恩恵などを背景に収益機会が高まっている。13日取引終了後に発表した19年8~10月期決算は、売上高が前年同期比18.6%増の20億2000万円と大幅に伸び、営業利益は1億2600万円(前年同期は700万円)と急拡大した。これを手掛かり材料に投資資金が集中する格好となっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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