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金はFOMC前に様子見、保ち合い続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金はFOMC前に様子見、保ち合い続きそう』と述べています。

続いて、『先週のNY金は、債務上限問題の解決難航予想から一時2000ドルの大台に上昇する場面もあったが、週末は安値引けとなった。それでも週間では0.42%高としっかりだった。ただ、5月は月間で0.85%安だった』と伝えています。

次に、『2日に発表された5月米雇用統計によると、非農業部門就業者数は前月から33万9000人増加した。これを受けて、米10年債利回りが上昇し、ドルが買われ、金利を生まない金は売りが先行した』と解説しています。

また、『週明け6日は、5月米ISMサービス業購買担当者景況指数(PMI)が5カ月ぶりの低水準となったことで、米長期金利が低下すると、ドルが売られ金は反発した。しかし、すでにブラックアウト期間に入っているため、来週のFOMCを前に、追加利上げの有無を巡って動きにくくなるだろう』と述べています。

一方で、『米連邦準備制度理事会(FRB)は6月14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げを見合わせるとの見方が優勢だが、7月の利上げを否定しない可能性がある』とし、『6日のCMEのFEDWATCHによると、6月会合で金利据え置きは77.1%だが、7月の利上げは52.5%に上昇している。そのため、6月会合で金利据え置きとなっても、声明で7月の利上げに含みを持たせた「タカ派」的なものであれば金相場にはネガティブとなろう。ただ、景気後退懸念もあるため、1900ドルは維持されるのではないか。逆に、利上げサイクル終了を示唆するような声明であれば、再び2000ドルを目指す展開になろう』と考察しています。

また、『ファンドも2000ドルの節目を下回ったところで買いを縮小している。世界最大の金ETF(上場投資信託)SPDRゴールドの残高も、5月下旬からは940トン前後で推移し、横這いが続いている』と伝えています。

こうしたことから、陳さんは、今週のNY金について、『レンジ相場になろう。予想レンジは1930~2000ドル』と想定しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月7日付「金はFOMC前に様子見、保ち合い続きそう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《CS》

 提供:フィスコ

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