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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル売り後退も米FOMC見極め買いづらい


14日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。前週の米金利低下を背景とするドル売りは後退し、小幅に値を戻す見通し。ただ、明日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、内容を見極めようと買いは入りづらいだろう。

前週発表された米消費者物価指数(CPI)は強含んだが、一時的との見方から米長期金利は大きく低下しドル売り優勢となった。ただ、ドルは売られすぎの反動から11日は買戻しにより下げを修正する動きでユーロ・ドルは1.21ドルを割り込み、ドル・円は109円80銭台に浮上。週明けアジア市場でもドルは主要通貨に対し買いが入りやすく、ドル・円は109円台後半で推移。109円前半では下値の堅さが確認され、やや買い安心感が広がっているようだ。

この後の海外市場では、材料難のなか引き続きドル買い地合いとなろう。本日発表のユーロ圏鉱工業生産は前回から改善が予想されるものの、前週開催された欧州中銀(ECB)理事会での現状維持でユーロ買いは入りづらい。また、英国で制限解除の時期が遅れる公算で、ポンドの下落基調により欧州通貨がドルを支えそうだ。一方、FOMCでは緩和縮小に関する議論が予想されるためドルは売りづらい半面、心理的節目の110円付近は利益確定売りが見込まれる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・4月鉱工業生産(前月比予想:+0.4%、3月:+0.1%)

《FA》

 提供:フィスコ

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