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話題株ピックアップ【夕刊】(3):ミナトHD、トラースOP、イオレ

■ミナトホールディングス <6862>  523円  +80 円 (+18.1%) ストップ高   本日終値
 ミナトホールディングス<6862>がストップ高。同社は26日取引終了後、23年3月期から27年3月期までの中期経営計画を発表、最終年度となる27年3月期に売上高480億円(前期実績は245億7800万円)、営業利益25億円(同7億8300万円)を目指す。またROEは15%以上、自己資本比率は30%以上を目標に置いている。この野心的な経営計画を評価する買いが集中した。時価予想PERが8倍台でPBR0.8倍前後と現状でも割安感が強いだけに、株価の水準訂正余地に着目した投資資金を誘導している。

■トラースOP <6696>  523円  +80 円 (+18.1%) ストップ高   本日終値
 トラース・オン・プロダクト<6696>がストップ高。同社は26日取引終了後、自社開発した人工知能(AI)による電力削減ソリューション「AIrux8」の国内最初の販売パートナーとして、今月から加賀電子<8154>に提供を開始すると発表。これが材料視されたようだ。「AIrux8」は、人感センサーを組み込んだ「Node(ノード)」と呼ばれる集中コントローラー装置を通して、施設内の混雑状況や不在状況などのデータを取得し、AIで解析。状況に応じて、施設内に設置されたIoT照明設備と通信し、各照明のエリアグループごとに時間帯、営業稼働日、季節により照明の明るさを自動制御する。既に東南アジアを中心にDBS銀行、ホテル・オフィスビル・商業施設などへの導入を進めており、日本市場に向けた展開も検討していた。

■イオレ <2334>  1,716円  +225 円 (+15.1%)  本日終値
 イオレ<2334>が急反発。同社は26日、GameFiプラットフォーム「PlayMining」を運営するデジタル・エンターテインメント・アセット(シンガポール、以下DEA社)と、Web3事業の共同推進に向けた戦略的パートナーシップを締結したと発表。今後の展開などが期待されたようだ。同社は22年11月からWeb3事業に参入し、DEA社と業務提携のもとDEA社の販売するNFT(非代替性トークン)やゲーム内アイテムの販売代理事業、NFTカードバトルゲーム「JobTribes」のギルド運営事業を展開している。今回のパートナーシップ締結により、イオレの「らくらく連絡網」の持つ700万人の会員データ、及びインターネット広告事業で培った知見を生かし、PlayMining及びNFTゲームの日本国内全域におけるマーケティング支援を行うことでDEA社と協業する。

■ナイガイ <8013>  279円  +19 円 (+7.3%)  本日終値
 ナイガイ<8013>が後場に急騰し、一時28%を超す上げとなった。日本証券金融が27日、ナイガイ株式について貸株の調達が困難になったとし、同日申し込み分から当面の間、貸借取引品貸し申し込みにおける品貸料の最高料率を10倍とする臨時措置を講じると発表した。同社は1月期決算企業であり、この日が権利付き最終日となる。株価変動リスクを抑えつつ株主優待を受け取る「優待クロス」と呼ばれる個人投資家の取引が活発し、足もとで信用売りが膨らんでいたようだ。「ナイガイは優待利回りの比較的高い銘柄でもある。優待クロスによる信用売りを手仕舞う目的の買いが集まったほか、こうした買い戻し需要を見越した短期資金が流入した」(国内証券アナリスト)とみられている。

■櫻島埠頭 <9353>  1,364円  +61 円 (+4.7%)  本日終値
 櫻島埠頭<9353>が続急伸。26日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年4~12月)連結決算が、売上高28億4600万円(前年同期比10.1%減)、営業利益1億3100万円(同23.3%増)、純利益1億9800万円(同12.5%増)となり、営業利益が通期計画を上回ったことに加えて、期末に記念配当10円を実施し期末一括配当予想を20円から30円へ引き上げたことが好感された。液体貨物セグメントが増収となった一方で、ばら貨物セグメントでクレーンの大規模修繕や新倉庫建設工事に伴い作業スペースが限定されたことなどから取扱数量が減少し売上高は減収となった。ただ、ばら貨物の売り上げ減少に伴い荷役関係諸払費が減少したことで、増益を確保した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高40億円(前期比4.7%減)、営業利益1億1000万円(同1.1%増)、純利益1億2000万円(同32.3%減)の従来見通しを据え置いている。

■日本システム技術 <4323>  1,749円  +65 円 (+3.9%)  本日終値
 日本システム技術<4323>は続伸し昨年来高値を更新。26日の取引終了後、23年3月期の期末一括配当予想について、25円から32円(前期40円、ただし22年10月1日付で1株を2株への株式分割を実施)に増額修正すると発表しており、これが好感された。普通配当2円の増額修正に加え、3月26日に創立50周年を迎えることから記念配当5円を実施するとしている。

■マキュリRI <5025>  808円  +28 円 (+3.6%)  本日終値
 マーキュリーリアルテックイノベーター<5025>は大幅高。26日の取引終了後、上限を5万5000株(発行済み株数の2.04%)、または4290万円とする自社株を、27日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表したことが材料視された。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするためとしている。

■ヘッドウォータース <4011>  3,845円  +130 円 (+3.5%)  本日終値
 ヘッドウォータース<4011>は6日続伸。午前10時ごろ、崇城大学IoT・AIセンターなどと共同で、熊本の地域DXを推進するパートナー事業を開始したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。ヘッドウォと共同で事業を行うのは、同センターとソニーセミコンダクタソリューションズ(神奈川県厚木市)、AIデータプラットフォーム開発のFastLabel(東京都品川区)。ソニーセミコンの最先端センシングテクノロジーを活用し、DX人材の育成やメタバースなどのサービス開発に取り組む。

■小松ウオール工業 <7949>  1,899円  +49 円 (+2.7%)  本日終値
 小松ウオール工業<7949>が反発。26日の取引終了後に発表した第3四半期累計(22年4~12月)単独決算が、売上高261億2200万円(前年同期比5.9%増)、営業利益10億6300万円(同15.9%増)、純利益7億2200万円(同15.9%増)と2ケタ増益となったことが好感された。官公庁向けで文化施設が好調に推移しているほか、民間向けでは首都圏を中心とした主要都市部における旺盛なオフィス需要を背景にオフィスが伸長した。また、学校・体育施設、工場も好調に推移しており、業績を押し上げた。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高370億円(前期比7.1%増)、営業利益20億円(同12.3%増)、純利益13億7000万円(同10.4%増)の従来見通しを据え置いている。

■ラキール <4074>  1,455円  +21 円 (+1.5%)  本日終値
 ラキール<4074>が3日続伸。26日の取引終了後、動画配信型サービス「LaKeel Online Media Service」をやまびこ<6250>が採用したと発表し、好材料視された。今回のやまびこによる採用は、従業員向け労働安全衛生教育の拡充を図ることが目的という。今後は安全衛生に関する基礎教育資料として、新入社員やパート従業員・派遣社員の受入時教育で利用していくとともに、朝礼や週礼時間を利用して各種コンテンツを繰り返し視聴することで、従業員の安全意識の向上を図るとしている。更に、アンケート機能やテスト機能を利用することで有効性の評価を行い、安全衛生教育の適正化と充実化を継続して目指すとしている。

●ストップ高銘柄
 植松商会 <9914>  851円  +150 円 (+21.4%) ストップ高   本日終値
 エコモット <3987>  566円  +80 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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