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話題株ピックアップ【夕刊】(3):イルグルム、ソフィア、enish

■イルグルム <3690>  1,256円  +58 円 (+4.8%)  本日終値
 イルグルム<3690>は4日続伸。21日の取引終了後、オプトホールディング<2389>傘下のオプトから広告効果測定ツール「ADPLAN」を提供する事業を譲受することで基本合意したと発表しており、これが好感された。イルグルムは、既に広告効果測定ツール「ADEBiS(アドエビス)」を提供しているが、今回「ADPLAN」を譲り受けることで広告効果測定領域における市場競争力を強化し、マーケティングプラットフォーム事業を更に成長させることが狙い。なお、譲受価額は各種精査完了後に決定の見込みで、20年9月期業績への影響も精査中としている。

■ソフィア <6942>  1,123円  +49 円 (+4.6%)  本日終値
 ソフィアホールディングス<6942>が3日ぶりに反発。同社は21日取引終了後に、子会社のルナ調剤が、なのはな(宮城県塩釜市)が運営する同県内3店舗の調剤薬局事業を譲受すると発表。これによる業績への寄与などが期待されているようだ。事業譲受日は来年1月1日を予定し、譲受価格は3億1000万円。同社は今後もM&Aなどにより、調剤薬局事業の拡大を図るとしている。

■enish <3667>  681円  +21 円 (+3.2%)  本日終値
 enish<3667>が大幅反発。年末商戦を控えゲーム関連株の一角に物色の矛先が向きやすくなっており、今週に入ってから米グーグルがクラウドゲームサービス「スタディア」の提供を開始していることも、ゲーム関連株全般の刺激材料となっている。そのなか、同社株は株価のボラティリティが高く、11月は600円台での底値もみ合いが続いていたこともあって、短期資金の買いが再流入している。東証が同社株について、きょうの売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上)を解除するほか、日証金も増担保金徴収措置を解除することで、目先上値が軽くなっていることもプラスに働いている。

■ピーバンドットコム <3559>  1,243円  +35 円 (+2.9%)  本日終値
 ピーバンドットコム<3559>が大幅反発。午後1時ごろ、WEB上で電子部品の調達ができる「部品調達サービスAI見積」の先行ベータ版を開始したと発表しており、これが好材料視された。同サービスは、従来調査のために2~3日を要していた調達部品の回答を、顧客がWEBサイト上に必要なデータをアップロードするだけで、即時に納期・価格の確認、発注を可能とするこれまでにないサービス。複数の部品商社とシステム連携し、人工知能(AI)を駆使して調達可否の判定と価格を表示するのが特徴で、受付・調査業務がWEBシステムに置き換わることで24時間受付が可能となり、今後の受注拡大にも人件費をかけず、安定的なサービスを提供することが可能になるとしている。

■ソケッツ <3634>  1,201円  +25 円 (+2.1%)  本日終値
 ソケッツ<3634>が3日続伸。午後1時ごろ、検索・レコメンドの分野において、基本的な機能に加えてプラスアルファな体験を提供可能なシステム「Metα(メタルファ)」をリリースしたと発表したことが好感された。同システムは、検索・レコメンドで広く普及している、全文検索、ソーティング、フィルタリング、協調フィルタリングなどの基本機能に加えて、同社独自のデータベースMSDBと連携し、商品や情報が持つ特徴情報(メタデータ)を有効活用した「検索フレーズの“連想語”からレコメンド」、フレキシブルなフィルタリング」「カスタマイズ可能なレコメンドの理由の表示」「エンドユーザのアクションに即応したタイムリーレコメンド」など、従来の検索・レコメンドサービスの機能にプラスアルファの機能を提供するのが特徴。これにより、エンドユーザーの新しい視点を広げ、人と商品と情報とのエンゲージメントを高めるとしている。

■ディア・ライフ <3245>  581円  +8 円 (+1.4%)  本日終値
 ディア・ライフ<3245>が続伸し、年初来高値を更新した。同社は21日取引終了後に、ジャパンM&Aソリューション(JMA、東京都品川区)と資本・業務提携すると発表。今後の展開などが期待されているようだ。同社は今回の提携により、JMAが取り扱う事業承継、事業再編、事業再生案件などのなかで対応が必要となる不動産投資情報や、グループの事業拡大及び新たな事業領域の創出につながる企業・事業投資情報などの入手・活用機会の増加を見込んでいる。なお、資本提携に関しては、JMAが行う第三者割当増資の一部を引き受けるとしているが、出資金額や出資比率については非公表。関連契約書締結日は11月29日、払込期日は12月10日を予定している。

■栗本鐵工所 <5602>  1,915円  +25 円 (+1.3%)  本日終値
 栗本鐵工所<5602>が続伸。きょう付けの日刊工業新聞で「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の量産に向けた設備と成形品の販売に乗り出す」と報じられており、これを好材料視した買いが入った。記事によると、同社は軽量、高強度、高剛性の観点から航空機や自動車など幅広い分野でCFRPの需要が今後伸びるとみており、湖東工場(滋賀県東近江市)内に約12億円を投じて新設した施設を活用するという。また、CFRP関連の売り上げで24年3月期に30億円規模を目指すとしており、業績押し上げ効果も期待されている。

■キタック <4707>  423円  +4 円 (+1.0%)  本日終値
 キタック<4707>が連日の年初来高値更新。新潟を地盤とする総合建設コンサルティング会社で、防災などを重点テーマに取り組んでおり、国土強靱化関連の一角として頭角を現している。台風19号で堤防が決壊した千曲川の関連工事コンサルなどを中心に受注獲得が見込まれる。18年11月~19年7月の営業利益は前年同期比25%増の2億7700万円で通期計画の2億2700万円を既に超過している。

■ジャパンエン <6016>  716円  +4 円 (+0.6%)  本日終値
 ジャパンエンジンコーポレーション<6016>が一時急騰。同社はきょう、日本郵船<9101>や日本海事協会などと、主機エンジンの安全性向上とメンテナンス時期の最適化に向けたCBM(状態基準保全)に関する共同研究の契約を締結したと発表しており、これが急動意するきっかけとなったようだ。この研究は、船舶の運航データや、そこに搭載されているUEエンジンからのデータを活用し、主機の信頼性・経済性を更に追及することが目的。CBMをベースとした船級検査の高度化・合理化の手法に役立てるとともに、同社は将来的に運航データを用いて主機エンジンの運転状態をバーチャルに再現するデジタルツインの実現も目指すとしている。

●ストップ高銘柄
 fonfun <2323>  481円  +80 円 (+20.0%) ストップ高   本日終値
 ダブル・スコープ <6619>  721円  +100 円 (+16.1%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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