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ダウ平均は続伸もナスダックはマイナス圏で推移 金融不安は一服=米国株前半

NY株式27日(NY時間13:08)
ダウ平均   32485.88(+248.35 +0.77%)
ナスダック   11771.04(-52.92 -0.45%)
CME日経平均先物 27365(大証終比:+95 +0.35%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸しているものの、ナスダックはマイナス圏で推移。きょうは銀行株が買い戻されており市場の雰囲気を支えている。一部報道で米当局が銀行向け緊急融資ファシリティーの拡張など追加の銀行支援策を検討と報じられたことで金融不安が和らいでいるようだ。ファースト・リパブリック<FRC>にバランスシート修復の時間を与えることを念頭に置いたものだという。本日のファースト・リパブリック株は大幅高。

 一方、IT・ハイテク株は売りに押されている。金融不安が一服し、それが米国債利回りを上昇させている。利回りに敏感なIT・ハイテク株など成長株には戻り売りが出ているようだ。

 銀行の動向がしばらく注目されそうだが、今週は複数のFRB高官の講演も予定され、米インフレ指標も発表が予定されている。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は週末に銀行の混乱が米景気後退のリスクを高めたと述べていたが、今回の金融不安の台頭が実体経済に与える影響も気掛かりな点ではある。また、ロシアがベラルーシに戦術核兵器を設置するという地政学的緊張も再燃している。株式市場にとっては依然すっきりしない状況が続きそうだ。

 市場からは「株式市場は再び上昇というのが最も可能性の高いシナリオだが、それが長続きするとは考えていない」との指摘も出ている。

アップル<AAPL> 158.41(-1.84 -1.15%)
マイクロソフト<MSFT> 276.38(-4.19 -1.49%)
アマゾン<AMZN> 97.39(-0.74 -0.76%)
アルファベット<GOOG> 103.00(-3.06 -2.89%)
テスラ<TSLA> 191.71(+1.30 +0.68%)
メタ・プラットフォームズ<META> 202.49(-3.52 -1.71%)
AMD<AMD> 96.16(-1.79 -1.83%)
エヌビディア<NVDA> 266.20(-1.59 -0.59%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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