SIGグループ---日本サイバーセキュリティファンド、第二号投資先を決定

SIGグループ<4386>は15日、同社が参画する日本サイバーセキュリティファンド(以下、NCSF)の第二号投資先企業として、コンステラセキュリティジャパン(本社：東京都千代田区、以下、コンステラ)への出資を決定したと発表した。

コンステラは、防衛庁や警察庁など中央省庁向けのセキュリティ対策に強みを持つ企業で、特に「SNS認知戦」や「サイバー脅威インテリジェンス」領域で高い専門性を有している。また、多言語対応アナリストによる不正行動解析やディスインフォメーション対策の実績を持ち、警察・防衛関連のプロジェクトで高度な審査基準をクリアしているほか、NATOなど国際機関とも連携してサービスを展開している。さらに、国産技術を活用したSNS上のナラティブ検出ツールなどの自社開発にも注力し、実運用を通じて製品化を進めている。

NCSFは、コンステラの事業成長性やファンド参画企業との事業シナジーを評価し、今回の投資を決定した。これにより、コンステラは営業リソースの拡充や新規チャネルへの展開が期待されており、今後は官公庁・重要インフラ・民間企業への横展開を進め、国内セキュリティの向上に貢献していく方針としている。

《AK》

　提供：フィスコ