サンマルクホールディングス---サスティナブルな事業運営と農業の発展に向けて「株式会社サンマルクファーム」を設立

サンマルクホールディングス<3395>は11日、農事業参入のため「株式会社サンマルクファーム」を設立したと発表した。新会社は、コメや小麦などの農産物の生産から販売までを手掛け、サスティナブルな事業運営と農業の発展を目指す。

農業分野では、近年、コメの価格高騰や需給の不安定化、農業従事者の高齢化などが課題となっている。特に、国産小麦の生産量は安定せず、その需要は増大しているが、生産面での課題も多い。こうした状況に対応するため、サンマルクファームは、農業経営の安定化を目的として、自社グループ内での安定的な販売先の確保を行う。また、国内外に広がる850店舗以上のサンマルクグループのネットワークを活用し、生産地を国内外に訴求する。

さらに、農事業において働き手を確保するため、グループ内の多様な業態において農業に携わる職場を提供し、従業員の職種多様化も推進する。これにより、農業分野の労働力確保と共に、従業員にとっても新たな職種の選択肢を広げることが可能となる。
新たに設立された「株式会社サンマルクファーム」は、熊本県宇城市松橋町に本社を構え、資本金は0.1億円で2025年11月初旬から営業を開始する予定である。

《AK》

　提供：フィスコ