中部鋼鈑---2025年3月期の業績予想を下方修正

中部鋼鈑<5461>は28日、2024年10月30日に公表した2025年3月期の業績予想を修正した。

更新工事を進めてきた新電気炉は予定通り完工したが、想定以上の生産制約により販売数量が減少した。さらに、製鋼工場の電気炉周辺において水蒸気爆発事故が発生し、現在、操業を休止している。復旧工事を進めているが、生産・出荷の大幅な減少と固定費増加により、収益悪化が予想されている。

以上の要因により、通期連結業績予想は、売上高は500.00億円（前回予想比17.8％減）、営業利益18.00億円（同71.0％減）、経常利益17.00億円（同72.1％減）、親会社株主に帰属する当期純利益12.00億円（同72.7％減）と下方修正となった。

通期個別業績予想は、売上高467.00億円（前回予想比18.9％減）、営業利益13.00億円（同76.8％減）、経常利益12.00億円（同78.2％減）、親会社株主に帰属する当期純利益8.00億円（同80.5％減）と下方修正となった。
《ST》

　提供：フィスコ