信用
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3985 テモナ

東証S
226円
前日比
+37
+19.58%
PTS
224.9円
08:21 12/12
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
75.3 3.64
時価総額 25.8億円
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<動意株・11日>(前引け)=トプコン、萩原工業、テモナ

 トプコン<7732>=連日のストップ高。前日午前に米ブルームバーグ通信が「医療機器などを手がけるトプコンが非公開化に向けて入札プロセスに入っていることが分かった」と報道。買い手候補には米KKR<KKR>や欧州投資ファンドのEQT、産業革新投資機構(JIC)が挙がっていると伝えた。取引終了後にトプコンは報道に対し、現時点で決定した事実はないとしたうえで、企業価値の向上に向けてさまざまな施策を検討するなかで、報道のような施策案に限らず、それ以外の経営施策も幅広く検討している、などとコメントした。株価に上乗せされるプレミアムを巡る思惑が広がるなか、同社株は大量の買い注文を抱えた状況となっており、この日は午前9時40分過ぎにストップ高の水準で値がついた。その後、戻り売りに押される場面もあったが、買い物は多く再び同水準に張りつく格好となっている。

 萩原工業<7856>=上げ足強め5連騰。同社は10日の取引終了後、24年10月期の連結決算発表にあわせ、25年10月期の業績・配当予想を開示した。今期の売上高は前期比2.7%増の340億円、最終利益は同46.9%増の22億3000万円を見込む。また、前期の期末配当を従来の予想から10円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比5円増配の65円とした。増益・増配予想をポジティブ視した買いが入ったようだ。合成樹脂加工製品事業では、国内外において生産品目の再編と新規設備の導入により、原糸の高付加価値化を進める方針。海外売り上げの拡大なども目指す。機械製品事業では金属箔スリッター事業での受注拡大やプラスチックリサイクル需要の掘り起こしなどを図る。24年10月期の連結決算は、売上高が前の期比6.0%増の331億1800万円、最終利益は同51.3%減の15億1800万円だった。

 テモナ<3985>=急動意。同社は10日取引終了後、自社の不正注文検知サービス「ECield(イーシールド)」を、日本サブスクリプションビジネス振興会の共創型不正情報プラットフォーム「SubsCield(サブスクシールド)」にOEM提供したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。ECieldは、いたずら注文や転売屋注文、アフィリエイト報酬目的の注文など高い広告費をかけても費用回収できない注文を未然に検知するサービス。今回の協業では、テモナのD2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー:店舗を持たずにネットで直接消費者に販売するネット通販のスタイル)ビジネスに特化したEC事業者1000社以上へのカート導入実績に裏付けされるノウハウと、サブスク振興会の「SubsCield」を利用するサブスク事業者の不正データを融合させることで、両社の強みを生かし、不正注文対策の強化を実現しているという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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