日経平均は265円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は265円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均は38600円台に位置する25日移動平均線や200日線が上値抵抗線となり、ここからの短期的な上値余地は大きくないとの見方があった。また、国内に目立った買い材料がなく、週末ということもあり、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、欧州市場で英FTSETM100が0.08%高、独DAXが0.85%高、仏CAC40が0.51%高と主要指数が堅調だったことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が朝安の後は底堅く推移し、下値支持線として意識される38000円を維持したことから、相場の下値は堅いとの見方があったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
《SK》
提供:フィスコ