後場の日経平均は388円高でスタート、古河電工や三井E&Sなどが上昇/後場の寄り付き概況
日経平均 : 38414.83 (+388.66)
TOPIX : 2703.64 (+20.83)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比388.66円高の38414.83円と、前引け(38415.32円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は38400円-38520円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=154.20-30円と午前9時頃から20銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で軟調で0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は朝方は前日終値をはさんで方向感が定まらず0.1%ほど下落している。
後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。朝方にやや円高・ドル安方向に振れた円相場がその後は円安方向への動きとなっていることが株式市場で安心感となっているもよう。一方、一段と上値を追う材料に乏しく、週末ということもあり、上値では利益確定売りが出やすいようだ。
セクターでは、石油石炭製品、サービス業、非鉄金属が上昇率上位となっている一方、海運業、電気・ガス業、医薬品が下落している。
東証プライム市場の売買代金上位では、さくら<3778>、リクルートHD<6098>、フジクラ<5803>、イビデン<4062>、ニトリHD<9843>、KADOKAWA<9468>、メルカリ<4385>、三井E&S<7003>、古河電工<5801>、東エレク<8035>が高い。一方、ニデック<6594>、DeNA<2432>、IHI<7013>、川崎船<9107>、中外薬<4519>、郵船<9101>、NTT<9432>、楽天グループ<4755>、第一三共<4568>、任天堂<7974>が下落している。
《CS》
提供:フィスコ