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今日の為替市場ポイント:ウクライナ戦争激化でリスク選好的な為替取引は縮小する可能性も


20日のドル・円は、東京市場では154円53銭から155円68銭まで反発。欧米市場では155円89銭まで買われた後、一時155円06銭まで反落し、155円42銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に155円台で推移か。ウクライナ戦争の激化を警戒してリスク選好的な為替取引がただちに拡大する可能性は低いとみられる。

報道によるとウクライナ軍はロシア領内の軍事目標に対し、英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めて発射した。ウクライナは欧米から提供された長距離兵器の使用を拡大させている。関係筋によると、ロシアによる北朝鮮兵の戦線投入は戦争をエスカレートさせる行為であると英国側は考えているようだ。ロシアのプーチン大統領は、欧米が長射程兵器の使用を認めた場合、北大西洋条約機構(NATO)とロシアが戦うことを意味し、ウクライナ紛争の本質を変える」と発言している。米英供与の長射程ミサイルによるロシアへの攻撃は拡大しつつあるため、金融市場の不確実性は高まっており、外為市場ではリスク回避的な為替取引が拡大する可能性がある。

《CS》

 提供:フィスコ

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