話題株ピックアップ【夕刊】(3):明治HD、トリドール、宝HLD
■明治ホールディングス <2269> 3,317円 +24 円 (+0.7%) 本日終値
明治ホールディングス<2269>は堅調。アフリカを中心に感染が広がっている天然痘に似た症状の感染症「エムポックス(サル痘)」を巡り、世界保健機関(WHO)が19日に明治HD傘下の製薬会社KMバイオロジクスのワクチンの緊急使用を承認したことが伝わっている。これが手掛かり材料視されたようだ。
■トリドール <3397> 3,507円 +22 円 (+0.6%) 本日終値
トリドールホールディングス<3397>が5営業日ぶりに反発。同社は19日、韓国ロッテグループ傘下企業とマスターフランチャイズ契約を締結したことを明らかにしており、今後の展開が期待されているようだ。この契約に伴い、同社は韓国で「丸亀製麺」の再展開を推進する予定。25年中にソウル市内に1号店をオープンする計画で、本格的な讃岐うどんを提供するレストランチェーンのフラッグシップ店としての地位確立を目指すとしている。
■宝ホールディングス <2531> 1,216.5円 +5.5 円 (+0.5%) 本日終値
宝ホールディングス<2531>はしっかり。19日取引終了後、傘下の宝酒造インターナショナルがドイツの食材卸売り会社Kagerer & Co.(カーゲラー社)の出資持ち分90%を取得して連結子会社にすると発表した。カーゲラー社の取引先ネットワークを活用して東欧・北欧など新規市場の開拓を加速し、ドイツを起点に日本食材卸事業の飛躍的な成長を実現するという。
■大和ハウス工業 <1925> 4,671円 +21 円 (+0.5%) 本日終値
大和ハウス工業<1925>が3日ぶりに反発。SMBC日興証券が19日付で、投資評価「1」を継続し、目標株価を5000円から5400円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、25年3月期は原価高騰もあり請負工事利益率の改善はスローだが、物流施設などの売却益の増加、米国戸建住宅の成長を中心に良好な利益成長(数理差異除く)を予想。中長期でも米国住宅など海外の成長、幅広いアセットクラスでの開発・売却の増加、請負工事採算性改善などにより利益成長が続くと予想している。
■東テク <9960> 2,465円 -300 円 (-10.9%) 本日終値 東証プライム 下落率トップ
東テク<9960>が急落。19日の取引終了後、既存株主による株式の売り出しを決議したと発表。短期的な需給悪化を警戒した売りが膨らんだようだ。売出株式数は274万5700株で、需要状況に応じた上限41万1800株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。売出価格は11月27日から12月2日までのいずれかの日に決める。
■マックス <6454> 3,355円 -110 円 (-3.2%) 本日終値
マックス<6454>が反落。19日の取引終了後、みずほ銀行や群馬銀行など既存株主を売り出し人とする125万株の売り出しと18万7200株を上限とするオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表しており、需給悪化を警戒した売りが出たようだ。認知度の向上や株主構成の多様化、株式の流動性向上を図ることが目的。売出価格は11月27日~12月3日のいずれかの日に決定する。同時に、上限を60万株(発行済み株数の1.29%)、または24億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は25年1月6日から4月30日までで、株式の売り出し実施に伴う株式需給への影響を緩和するのが狙い。また、24年12月26日付で自社株100万株(発行済み株数の2.10%)を消却するとあわせて発表した。
■キューブ <7112> 519円 +80 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値
キューブ<7112>がストップ高。19日の取引終了後、24年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年12月末時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、同社の店舗・国内公式オンラインストアで利用可能な1万円相当のポイント(1万ポイント)を贈呈する。
■オルツ <260A> 673円 +100 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
オルツ<260A>が続伸。同社は19日取引終了後、人工知能(AI)を活用した不動産マッチングシステムの開発などを手掛ける子会社「オルツREキャピタル」を12月末にも設立し、不動産マッチング事業を開始すると発表。これが材料視されたようだ。具体的には、評価や判断を行う際の基準や指標を設定することで、AIが24時間365日、希望条件に合致する物件を探索し、ピックアップするもの。また、売出価格や成約事例などのマーケット情報をリアルタイムで収集・分析し、対象エリア及び物件の適正な市場価格(将来予測も含む)を算出することで、買取査定に活用するとしている。
■ウイルコHD <7831> 135円 +18 円 (+15.4%) 本日終値
ウイルコホールディングス<7831>が続急伸し年初来高値を更新。19日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、25年10月期第1四半期に投資有価証券売却益2億円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視された。なお、業績への影響については、何らかの変化がある場合には適切に開示するとしている。
■IMV <7760> 876円 +58 円 (+7.1%) 本日終値
IMV<7760>が大幅続伸、大陽線で14日につけた戻り高値839円を払拭。商いも増勢が顕著で全員参加型の戻り相場の様相を見せ始めている。防衛関連向けに振動シミュレーションや電磁波試験(EMC試験)で需要を獲得しており、防衛関連の一角として投資マネーが流入。振動試験分野における同社の競争力は世界トップクラスで防衛テーマのキーカンパニーとして存在感を高めている。営業46%増益を達成した前期に続き、25年9月期も前期比6%増の19億5000万円予想と連続過去最高更新を見込むなど業績好調を極めているほか、中期経営計画では成長投資や積極的なM&Aに取り組むとともに株主還元に前向きな姿勢を明示、これらを評価した大口の買いが観測されている。
●ストップ高銘柄
セルシード <7776> 575円 +80 円 (+16.2%) ストップ高 本日終値
Schoo <264A> 1,112円 +150 円 (+15.6%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
明治ホールディングス<2269>は堅調。アフリカを中心に感染が広がっている天然痘に似た症状の感染症「エムポックス(サル痘)」を巡り、世界保健機関(WHO)が19日に明治HD傘下の製薬会社KMバイオロジクスのワクチンの緊急使用を承認したことが伝わっている。これが手掛かり材料視されたようだ。
■トリドール <3397> 3,507円 +22 円 (+0.6%) 本日終値
トリドールホールディングス<3397>が5営業日ぶりに反発。同社は19日、韓国ロッテグループ傘下企業とマスターフランチャイズ契約を締結したことを明らかにしており、今後の展開が期待されているようだ。この契約に伴い、同社は韓国で「丸亀製麺」の再展開を推進する予定。25年中にソウル市内に1号店をオープンする計画で、本格的な讃岐うどんを提供するレストランチェーンのフラッグシップ店としての地位確立を目指すとしている。
■宝ホールディングス <2531> 1,216.5円 +5.5 円 (+0.5%) 本日終値
宝ホールディングス<2531>はしっかり。19日取引終了後、傘下の宝酒造インターナショナルがドイツの食材卸売り会社Kagerer & Co.(カーゲラー社)の出資持ち分90%を取得して連結子会社にすると発表した。カーゲラー社の取引先ネットワークを活用して東欧・北欧など新規市場の開拓を加速し、ドイツを起点に日本食材卸事業の飛躍的な成長を実現するという。
■大和ハウス工業 <1925> 4,671円 +21 円 (+0.5%) 本日終値
大和ハウス工業<1925>が3日ぶりに反発。SMBC日興証券が19日付で、投資評価「1」を継続し、目標株価を5000円から5400円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、25年3月期は原価高騰もあり請負工事利益率の改善はスローだが、物流施設などの売却益の増加、米国戸建住宅の成長を中心に良好な利益成長(数理差異除く)を予想。中長期でも米国住宅など海外の成長、幅広いアセットクラスでの開発・売却の増加、請負工事採算性改善などにより利益成長が続くと予想している。
■東テク <9960> 2,465円 -300 円 (-10.9%) 本日終値 東証プライム 下落率トップ
東テク<9960>が急落。19日の取引終了後、既存株主による株式の売り出しを決議したと発表。短期的な需給悪化を警戒した売りが膨らんだようだ。売出株式数は274万5700株で、需要状況に応じた上限41万1800株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。売出価格は11月27日から12月2日までのいずれかの日に決める。
■マックス <6454> 3,355円 -110 円 (-3.2%) 本日終値
マックス<6454>が反落。19日の取引終了後、みずほ銀行や群馬銀行など既存株主を売り出し人とする125万株の売り出しと18万7200株を上限とするオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表しており、需給悪化を警戒した売りが出たようだ。認知度の向上や株主構成の多様化、株式の流動性向上を図ることが目的。売出価格は11月27日~12月3日のいずれかの日に決定する。同時に、上限を60万株(発行済み株数の1.29%)、または24億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は25年1月6日から4月30日までで、株式の売り出し実施に伴う株式需給への影響を緩和するのが狙い。また、24年12月26日付で自社株100万株(発行済み株数の2.10%)を消却するとあわせて発表した。
■キューブ <7112> 519円 +80 円 (+18.2%) ストップ高 本日終値
キューブ<7112>がストップ高。19日の取引終了後、24年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年12月末時点で2単元(200株)以上を保有する株主を対象に、同社の店舗・国内公式オンラインストアで利用可能な1万円相当のポイント(1万ポイント)を贈呈する。
■オルツ <260A> 673円 +100 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
オルツ<260A>が続伸。同社は19日取引終了後、人工知能(AI)を活用した不動産マッチングシステムの開発などを手掛ける子会社「オルツREキャピタル」を12月末にも設立し、不動産マッチング事業を開始すると発表。これが材料視されたようだ。具体的には、評価や判断を行う際の基準や指標を設定することで、AIが24時間365日、希望条件に合致する物件を探索し、ピックアップするもの。また、売出価格や成約事例などのマーケット情報をリアルタイムで収集・分析し、対象エリア及び物件の適正な市場価格(将来予測も含む)を算出することで、買取査定に活用するとしている。
■ウイルコHD <7831> 135円 +18 円 (+15.4%) 本日終値
ウイルコホールディングス<7831>が続急伸し年初来高値を更新。19日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、25年10月期第1四半期に投資有価証券売却益2億円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視された。なお、業績への影響については、何らかの変化がある場合には適切に開示するとしている。
■IMV <7760> 876円 +58 円 (+7.1%) 本日終値
IMV<7760>が大幅続伸、大陽線で14日につけた戻り高値839円を払拭。商いも増勢が顕著で全員参加型の戻り相場の様相を見せ始めている。防衛関連向けに振動シミュレーションや電磁波試験(EMC試験)で需要を獲得しており、防衛関連の一角として投資マネーが流入。振動試験分野における同社の競争力は世界トップクラスで防衛テーマのキーカンパニーとして存在感を高めている。営業46%増益を達成した前期に続き、25年9月期も前期比6%増の19億5000万円予想と連続過去最高更新を見込むなど業績好調を極めているほか、中期経営計画では成長投資や積極的なM&Aに取り組むとともに株主還元に前向きな姿勢を明示、これらを評価した大口の買いが観測されている。
●ストップ高銘柄
セルシード <7776> 575円 +80 円 (+16.2%) ストップ高 本日終値
Schoo <264A> 1,112円 +150 円 (+15.6%) ストップ高 本日終値
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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