ダウ先物は小幅高 米PPIが予想上回る=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:37)(日本時間22:37)
ダウ先物 44170(+62.00 +0.14%)
S&P500 6009.75(-6.25 -0.10%)
ナスダック100先物 21115.00(-44.50 -0.21%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物が小高く推移している一方、S&P500、ナスダック100は軟調。先ほど発表になった10月の米生産者物価指数(PPI)が予想を上回る内容となり、米国債利回りも上昇の反応を見せる中、米株価指数先物もネガティブな反応が見られている。ダウ先物はプラス圏を維持しているものの、ナスダック100は下げに転じている。前日の10月の消費者物価指数は予想通りだったものの、FRBはまだのインフレとの闘いに完全勝利していないことを示す結果となった。
投資家たちは、トランプ氏と共和党の圧勝による株高がいつまで続くのかを吟味している。ダウ平均は初めて4万4000ドルを超え、S&P500とナスダックはともに最高値を更新した。
「上値への確実性を待ち傍観している投資家の資金がまだあることを考えると、上値余地はあると予想している。今回の株高が短期的に終わるとは思っておらず、新たな資金の追加で、他にもまだ上昇余地がある分野がたくさんある」との強気な見方も少なくないようだ。
本日はパウエルFRB議長の講演が日本時間15日未明に予定されており注目される。市場は再び12月の利下げ期待を復活させているようだが、FRBはオープンな姿勢を強調している。
高級アパレルのタペストリー<TPR>と同業のカプリ<CPRI>が取引開始前に、85億ドル規模の合併計画の中止を発表した。株価は時間外でタペストリーが上昇、カプリが下げの反応を示している。米連邦取引委員会(FTC)の反対を受け米裁判所が今月、合併を差し止めるよう判決を下していた。
シスコシステムズ<CSCO>が決算を受け時間外で軟調。前日引け後に決算を発表し、25年度通期の見通しを上方修正するなど好調な内容を発表していたが、通期の売上高見通しは上方修正したものの、予想を下回っていた点が物足りなかったようだ。同社株は8月安値から30%上昇している。
ディズニー<DIS>が決算を受け時間外で上昇。映画スタジオが2本の大ヒット作で好調だったほか、動画配信でもディズニー+、Huluとも加入者数が予想を上回った。ストリーミング事業は2四半期連続で黒字を達成。
女性向けアパレルのルルズ・ファッション・ラウンジ<LVLU>が時間外で大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、粗利益率が予想を下回り、1株損益の赤字も予想以上に膨らんだ。通期のガイダンスも公表し、売上高見通しを下方修正している。
(NY時間08:47)(日本時間22:47)時間外
シスコシステムズ<CSCO> 59.10(-0.08 -0.14%)
ディズニー<DIS> 111.35(+8.63 +8.40%)
タペストリー<TPR> 55.50(+4.24 +8.27%)
カプリ<CPRI> 18.48(-1.17 -5.95%)
ルスズ・ファッション<LVLU> 1.38(-0.23 -14.29%)
アップル<AAPL> 224.68(-0.44 -0.20%)
マイクロソフト<MSFT> 424.65(-0.55 -0.13%)
アマゾン<AMZN> 215.10(+1.00 +0.47%)
アルファベット<GOOG> 180.25(-0.24 -0.13%)
テスラ<TSLA> 326.50(-3.74 -1.13%)
メタ<META> 578.30(-1.70 -0.29%)
エヌビディア<NVDA> 147.18(+0.91 +0.62%)
AMD<AMD> 140.62(+1.32 +0.95%)
イーライリリー<LLY> 812.00(+0.19 +0.02%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 44170(+62.00 +0.14%)
S&P500 6009.75(-6.25 -0.10%)
ナスダック100先物 21115.00(-44.50 -0.21%)
きょうの米株価指数先物市場でダウ先物が小高く推移している一方、S&P500、ナスダック100は軟調。先ほど発表になった10月の米生産者物価指数(PPI)が予想を上回る内容となり、米国債利回りも上昇の反応を見せる中、米株価指数先物もネガティブな反応が見られている。ダウ先物はプラス圏を維持しているものの、ナスダック100は下げに転じている。前日の10月の消費者物価指数は予想通りだったものの、FRBはまだのインフレとの闘いに完全勝利していないことを示す結果となった。
投資家たちは、トランプ氏と共和党の圧勝による株高がいつまで続くのかを吟味している。ダウ平均は初めて4万4000ドルを超え、S&P500とナスダックはともに最高値を更新した。
「上値への確実性を待ち傍観している投資家の資金がまだあることを考えると、上値余地はあると予想している。今回の株高が短期的に終わるとは思っておらず、新たな資金の追加で、他にもまだ上昇余地がある分野がたくさんある」との強気な見方も少なくないようだ。
本日はパウエルFRB議長の講演が日本時間15日未明に予定されており注目される。市場は再び12月の利下げ期待を復活させているようだが、FRBはオープンな姿勢を強調している。
高級アパレルのタペストリー<TPR>と同業のカプリ<CPRI>が取引開始前に、85億ドル規模の合併計画の中止を発表した。株価は時間外でタペストリーが上昇、カプリが下げの反応を示している。米連邦取引委員会(FTC)の反対を受け米裁判所が今月、合併を差し止めるよう判決を下していた。
シスコシステムズ<CSCO>が決算を受け時間外で軟調。前日引け後に決算を発表し、25年度通期の見通しを上方修正するなど好調な内容を発表していたが、通期の売上高見通しは上方修正したものの、予想を下回っていた点が物足りなかったようだ。同社株は8月安値から30%上昇している。
ディズニー<DIS>が決算を受け時間外で上昇。映画スタジオが2本の大ヒット作で好調だったほか、動画配信でもディズニー+、Huluとも加入者数が予想を上回った。ストリーミング事業は2四半期連続で黒字を達成。
女性向けアパレルのルルズ・ファッション・ラウンジ<LVLU>が時間外で大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、粗利益率が予想を下回り、1株損益の赤字も予想以上に膨らんだ。通期のガイダンスも公表し、売上高見通しを下方修正している。
(NY時間08:47)(日本時間22:47)時間外
シスコシステムズ<CSCO> 59.10(-0.08 -0.14%)
ディズニー<DIS> 111.35(+8.63 +8.40%)
タペストリー<TPR> 55.50(+4.24 +8.27%)
カプリ<CPRI> 18.48(-1.17 -5.95%)
ルスズ・ファッション<LVLU> 1.38(-0.23 -14.29%)
アップル<AAPL> 224.68(-0.44 -0.20%)
マイクロソフト<MSFT> 424.65(-0.55 -0.13%)
アマゾン<AMZN> 215.10(+1.00 +0.47%)
アルファベット<GOOG> 180.25(-0.24 -0.13%)
テスラ<TSLA> 326.50(-3.74 -1.13%)
メタ<META> 578.30(-1.70 -0.29%)
エヌビディア<NVDA> 147.18(+0.91 +0.62%)
AMD<AMD> 140.62(+1.32 +0.95%)
イーライリリー<LLY> 812.00(+0.19 +0.02%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース