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日経平均VIは低下、株価の下値堅く警戒感は緩和


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比-1.23(低下率4.96%)の23.56と低下している。なお、今日ここまでの高値は24.61、安値は23.16。

昨日の米株式市場は主要指数が高安まちまちで手掛かり材料となりにくかったが、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。市場では今晩発表される10月の米卸売物価指数(PPI)などへの警戒感などはあるが、日経225は取引開始後に伸び悩んだ後は下値が堅いことから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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