日経平均は129円高、寄り後はもみ合い
日経平均は129円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=155円50銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。さらに、主要企業の4-9月期決算発表が今日まで続き、引き続き好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株などの株価の重しとなった。また、引き続き米国のトランプ次期政権の政策に対する警戒感も意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
《SK》
提供:フィスコ