日経平均は83円安でスタート、川崎重や日産自などが下落/寄り付き概況
日経平均 : 39417.21 (-83.16)
TOPIX : 2738.56 (-3.59)
[寄り付き概況]
11月11日の日経平均は前週末比83.16円安の39417.21円と反落でスタート。8日の米国市場でダウ平均は259.65ドル高の43988.99ドル、ナスダックは17.32ポイント高の19286.78で取引を終了。トランプ政権による政策期待の買いが継続した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が追加利下げに含みを持たせたほか、ミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったことも安心感につながった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比365円安の39135円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや売りが先行。決算発表がピークを迎えるなかで積極的に動きにくいようだ。ただし、SOX指数の下落を受けて、東京市場でも半導体関連が冴えない動きとなることが見込まれていたが、比較的底堅い動きとなっており、日経平均はその後下げ幅を縮める場面も。
東証プライム市場の売買代金上位では、川崎重<7012>、東エレク<8035>、日産自<7201>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>などが下落している反面、三菱UFJ<8306>、ソニーG<6758>、日立<6501>、フジクラ<5803>、IHI<7013>、スズキ<7269>などが上昇。業種別では、繊維製品、金属製品、化学などが下落率上位で推移。
《CS》
提供:フィスコ