貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1431 Lib Work

東証G
722円
前日比
+10
+1.40%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
38.4 3.84 0.89 1.65
時価総額 174億円
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リブワーク Research Memo(4):デジタルマーケティングによる独自の集客手法が特徴・強み


■Lib Work<1431>の事業概要

2. 特徴・強み
同社の特徴・強みとしては、高品質の戸建住宅を提供していること、顧客層及び販売チャネルの拡大に向けて異業種の人気ブランドとのコラボレーションを積極活用していることに加え、デジタルマーケティングをコアコンピタンスとする独自の集客手法によってモデルハウスへ送客し、展示場とのシナジー効果を高めて受注拡大につなげていることがある。2024年6月期のデジタル集客数は前期比148%、展示場来場者数は同154%と大幅に増加した。

デジタルマーケティングについては、戸建関連のカテゴリー別ポータルサイトとして、土地探しサイトの「e土地net」、施工例サイトの「e注文住宅net」、平屋特化型サイトの「e平屋net」、建売物件に特化した「e建売net」、多種多様な住宅ブランドのカタログを電子カタログとしてまとめた「eマイホームnet」、土地査定サイトの「e土地査定net」などを開設し、住宅購入希望者等に各種情報を提供することで多方面からの効率的な集客を実現している。

ファン化マーケティング手法として2020年1月に開設したYouTubeチャンネル「Lib Work ch」は、2024年6月末時点で登録者数が9万人、総再生数が5,047万回となった。専属のYouTubeクリエーターを増員し、リフォーム、インテリア、建築家などカテゴリーを拡充する方針であり、投資家に向けたYouTubeチャンネル「Lib Work IR」も開設している。また、家づくりに関する専門性の高い情報を提供する専門メディアとして2022年2月に開設したオウンドメディア「リブタイムズ」は、外部のキュレーションメディアとの記事連携が2024年8月時点で5媒体(LINE NEWS、YAHOO! JAPAN、SmartNews、News Suite、ラナーヌ)となった。

デジタルマーケティングを活用するメリットとしては、展示場集客とのシナジー効果を高めるだけでなく、一般的な展示場方式に比べて全体としての広告宣伝費を大幅に削減できること、エリアに依存しないため全国展開も容易になること、多数の最新の土地情報が集まりやすいことなどがある。そして今後も専門性の高い集客装置としてWeb上の専門サイトを多数展開する方針としている。

そのほかの特徴としては、多数の集客が期待できるだけでなく見込み客の獲得効率も高い大型ショッピングセンター館内インショップ型の展示場を展開していること、グループ全体の粗利率向上策として主要5工種(給排水設備、基礎工事、建て方工事、サイディング工事、地盤改良工事)の内製化を進めていること、DXの積極活用によって施工管理業務の効率化を進めていること、木材加工会社(幸の国木材工業)を子会社化してグループ内の木材安定調達体制を構築していることなどが挙げられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《HN》

 提供:フィスコ

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