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17日の米株式市場の概況、NYダウ小反落 FOMC結果発表控え利益確定売り

 17日の米株式市場では、NYダウが前日比15.90ドル安の4万1606.18ドルと5日ぶり小反落した。8月の米小売売上高は前月比0.1%増と、市場予想に反してプラスとなった。ただ、18日までの日程で開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見姿勢が強まった。NYダウは前日に過去最高値を更新していたとあって、主力株に利益確定目的の売りが膨らみ、全体相場の重荷となった。

 ウォルマート<WMT>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が売られ、イーライリリー<LLY>やIBM<IBM>、マクドナルド<MCD>が冴えない展開となり、アクセンチュア<ACN>が水準を切り下げた。半面、インテル<INTC>とキャタピラー<CAT>が堅調。ヒューレット・パッカード・エンタープライズ<HPE>やデザイナー・ブランズ<DBI>が高く、コンパス・ミネラルズ・インターナショナル<CMP>やトリッド・ホールディングス<CURV>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は35.934ポイント高の1万7628.061と反発した。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<GOOG>がしっかり。アップロビン<APP>が大幅高となった。一方、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、ブロードコム<AVGO>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS

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