日経平均テクニカル:続伸、高値と安値の切り上げ継続
28日の日経平均は続伸した。節目の38000円を下回る場面はなく、終値は上向きの5日移動平均線とのプラス乖離をキープしており、足元の地合いは買い手優勢と推察される。昨日に続いて高値と安値も前日水準を上回ったが、上ヒゲは暴落後の高値(8月23日、38424.27円)に届かず、下値の切り上げ基調とともに上値の重さも確認する形となった。一目均衡表の転換線が上昇を続ける一方、基準線や25日線は下降中であり、方向感の定まりにくい状態がさらに続く可能性がありそうだ。
《CS》
提供:フィスコ