日経平均は198円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は198円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、今週は28日に米エヌビディアの5-7月期決算発表が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇し最高値を更新したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=144円50銭台と、昨日15時頃と比べやや円安・ドル高水準となったことも東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
《SK》
提供:フィスコ