日経平均は307円安、寄り後は軟調
日経平均は307円安(9時5分現在)。今日の東京市場は売りが先行した。外為市場で1ドル=143円90銭台と、先週末23日時頃と比べ1円80銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の重しとなった。また、今週は28日に米エヌビディアの5-7月期決算発表が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、先週末23日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、先週末の衆院財務金融委員会での植田日銀総裁などの発言やジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演などの注目イベントを通過したことが市場の安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調に推移している。
《SK》
提供:フィスコ