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東京株式(大引け)=3217円高、リバウンド局面移行で上げ幅は過去最大に

 6日の東京株式市場は主力株をはじめ全面的に買い戻される地合いとなり、日経平均は3万4000円台後半まで大きく切り返す展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比3217円04銭高の3万4675円46銭と4日ぶり急反発。プライム市場の売買高概算は34億8088万株、売買代金概算は7兆7500億円。値上がり銘柄数は1575、対して値下がり銘柄数は64、変わらずは7銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスクオフの巻き戻しが一気に進み、日経平均は前日とは打って変わり3200円あまりの上昇で過去最大の上げ幅を記録した。先物主導で海外ヘッジファンドの買い戻しが進み、全体指数を押し上げる格好に。前日の欧米株市場は全面安商状だったが、米国では発表されたISM非製造業景況感指数を受けてリセッション懸念がやや後退、米長期金利が下げ止まった。これを背景にドル・円相場が一時1ドル=146円台まで大きく円安方向に押し戻され、投資家心理の改善につながった。財務省と金融庁、日銀の3者会合が引け後に行われると伝わったことも買い戻しに拍車をかける材料となったようだ。値上がり銘柄数は1600近くに及び全体の96%の銘柄が上昇した。売買代金も前日よりは若干少ないものの、7兆7000億円台と記録的な高水準が続いている。

 個別では、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置の主力株が値を飛ばし、売買代金上位の三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が買われ、東京海上ホールディングス<8766>は一時ストップ高となった。トヨタ自動車<7203>が大きく上昇、ソフトバンクグループ<9984>も上げ足の強さも際立った。このほか、ユニチカ<3103>やシグマクシス・ホールディングス<6088>、カカクコム<2371>、日本製鋼所<5631>などストップ銘柄が相次いだ。

 半面、群を抜く売買代金をこなした三井住友フィナンシャルグループ<8316>が売りに押され、川崎重工業<7012>も安い。JFEホールディングス<5411>が軟調。味の素<2802>は値下がり率トップに売られ、サイゼリヤ<7581>、イリソ電子工業<6908>なども下値を探る展開だった。

出所:MINKABU PRESS

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