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4017 クリーマ

東証G
244円
前日比
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.1 1.59
時価総額 16.4億円
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クリーマ:コスト最適化と事業成長で回復局面


クリーマ<4017>は、ハンドメイドマーケットプレイスの運営が主軸。クリエイターエンパワーメント事業を推進しており、クリエイター支援を目的としたさまざまなサービスを提供している。主要サービスには、ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」、ネットショップ開設サービス「InFRAME」、クラウドファンディング「Creema SPRINGS」、レッスン動画プラットフォーム「FANTIST」など。

マーケットプレイスサービスでは「Creema」の売買手数料を収受しており、登録クリエイター数は27万人、登録作品数は約1,769万品(前期比219万増)、アプリダウンロード数は約1,481万(同90万増)、取引単価は5,683円(同203円増)。プラットフォームサービスでは、地方創生プロジェクトや商業施設でのイベント開催などを行う企業・地方公共団体向けのPR支援サービスや、自身の作品を「Creema」上でプロモーションできるクリエイター向けの広告サービス等を展開している。その他、日本最大級のクリエイターの祭典「HandMade In Japan Fes'(ハンドメイドインジャパンフェス)」を開催するイベントサービス、クラウドファンディング「Creema SPRINGS」、レッスン動画プラットフォーム「FANTIST」などもてがけ、クラウドファンディングでは多くが目標金額を達成し、「FANTIST」のレッスン動画数は2,200本を超え、クリエイターが提供するコース動画を拡充している。

2024年2月期の売上高は2,508百万円で、前期比0.4%増加した。営業利益は41百万円で、前年の△385百万円から黒字に転換している。マーケットプレイスサービスのプロモーション費用を前期比57%まで抑制しており、大幅なコスト削減下でも前期と同水準の流通額(165億円、前年実績比99%)を達成。新規事業やシステム等への成長投資は拡大しながらも、大幅なコスト圧縮に成功している。プラットフォームサービスの売上高は683百万円で、広告サービスの伸長により前期比108%の成長となった。

2025年2月期の売上高は2,712百万円(前期比8.1%増)、営業利益は121百万円(同192.9%増)が見込まれている。厳格なコストコントロールに加え、新サービス及び、主力事業となるマーケットプレイスサービスへの成長投資の継続により、事業成長と利益率の改善をともに目指している。なお、マーケットプレイスサービスでは流通額で173億円(前期比5%増)、売上高で1,653百万円(同3%増)、プラットフォームサービスでは売上高で742百万円(同9%増)が前提となる。

《NH》

 提供:フィスコ

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