西部技研が反発、EV用リチウムイオン電池工場向けなど複数の案件を同時受注
西部技研<6223>が反発。前日は全体地合い悪のなか127円安と売られ、前週末の急伸を帳消しにしたが、きょうは改めて買い直される展開にある。昨年10月に新規上場した直近IPO銘柄で、工場用の除湿機や濃縮装置などの空調設備を製造している。株価はセカンダリーで下値模索の動きを続けていたが、2月中旬を境に底値圏離脱を鮮明としている。同社は1日取引終了後、電気自動車(EV)用リチウムイオン電池製造工場向け案件2件、また、省エネ対応インテリジェントビル向け案件1件の受注を獲得したことを発表、受注額は合計で約5億8000万円となる。これが足もとの株価を刺激する格好となっている。
出所:MINKABU PRESS
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