メディネット---台湾規制当局が新たな医療機関でのγδΤ細胞療法の提供を承認
メディネット<2370>は15日、同社のがんを対象疾患とするγδΤ細胞培養加工技術を用いたがん免疫細胞治療の新たな医療機関での提供について、台湾の規制当局から承認が得られたことを発表。同社は、台北証券取引所上場企業であるMedigen Biotechnology Corporation(MBC)に対し、同社のがんを対象疾患とするγδΤ細胞培養加工技術のライセンス契約を締結し、本技術の技術移転が完了している。
MBCは、γδΤ細胞培養加工技術を用いたがん免疫細胞治療の台湾での普及を目指し、各種手続き等を行なってきた。台湾においては、本技術を用いた免疫細胞治療をはじめとする再生医療の実施について、医療機関が規制当局に申請し承認を得る必要があり、今回、台湾の規制当局である衛生福利部から、MBCの提携医療機関であるTaichung Tzu Chi Hospital, Buddhist Tzu Chi Medical Foundationが承認を受けた。今後、MBCは台湾での本技術を用いた免疫細胞治療の普及を目指しており、同社はライセンス契約に基づき、MBCのγδΤ細胞の培養加工件数に応じて、ロイヤリティを収受することとなる。
《SO》
提供:フィスコ