<注目銘柄>=トリプラ、26年10月期営業利益10億円目指す中計に注目
tripla<5136>は、昨年10月24日安値1013円を底に反騰局面にあるが、中期的な成長力を考慮すると上昇余地は大きい。
同社は、ホテルや旅館向けの宿泊予約エンジン「tripla Book」を中心に、会話ツールのAIチャットボットシステムや決済システムなどを提供している。23年10月期は、主力の「Book」の導入施設数が前の期末比861増の2485施設と順調に増加したほか、各施設の取扱高(GMV)も増加し業績を牽引。AIチャットボットの「tripla Bot」も導入施設数を増やした結果、単独営業利益は1億7700万円(前の期比2.1倍)と大幅増益となった。
第3四半期決算時にシンガポールのBookandLink社、第4四半期決算時に台湾のSurehigh社のM&Aをそれぞれ発表した。短期的にはコスト増加要因になるものの、中期的には海外顧客基盤の拡大に加えて、システム連携、開発コスト最適化といったシナジーが期待できる。24年10月期は連結営業利益2億3800万円の予想だが、中期経営計画で26年10月期に営業利益10億円の達成を目指しており、今後の成長性への期待は大だ。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は、ホテルや旅館向けの宿泊予約エンジン「tripla Book」を中心に、会話ツールのAIチャットボットシステムや決済システムなどを提供している。23年10月期は、主力の「Book」の導入施設数が前の期末比861増の2485施設と順調に増加したほか、各施設の取扱高(GMV)も増加し業績を牽引。AIチャットボットの「tripla Bot」も導入施設数を増やした結果、単独営業利益は1億7700万円(前の期比2.1倍)と大幅増益となった。
第3四半期決算時にシンガポールのBookandLink社、第4四半期決算時に台湾のSurehigh社のM&Aをそれぞれ発表した。短期的にはコスト増加要因になるものの、中期的には海外顧客基盤の拡大に加えて、システム連携、開発コスト最適化といったシナジーが期待できる。24年10月期は連結営業利益2億3800万円の予想だが、中期経営計画で26年10月期に営業利益10億円の達成を目指しており、今後の成長性への期待は大だ。(温羅)
出所:MINKABU PRESS