FCE Research Memo(12):株主優待制度を新設
■株主還元策
健全な財務体質の維持・向上を図りつつ、利益水準、今後の設備投資、フリー・キャッシュ・フローの動向等を勘案し、株主への配当をすることを基本方針としている。内部留保については、企業価値向上のための投資等に活用し、将来の事業発展を通じて株主に還元する方針である。FCE Holdings<9564>は、「取締役会の決議により、毎年3月31日を基準日として、中間配当を行うことができる」旨を定款に定めている。なお、2024年9月期においては、内部留保資金の充実を図るため、配当の実施は予定していない。
一方、同社株式への投資の魅力を高め、中長期的に株式を保有する株主の増加を図ることを目的として、同社は株主優待制度を新設した。対象となる株主の保有単元数に応じてプレミアム優待倶楽部のポイントを進呈する。株主優待ポイントは、株主専用WEBサイト「FCE Holdingsプレミアム優待倶楽部」において、食品、電化製品、及び体験ギフトなど5,000種類以上の商品からポイント数に応じて交換が可能となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
《AS》
提供:フィスコ