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株価指数先物【引け後】 日米金利差を狙ったポジションを解消する動き


大阪12月限
日経225先物 33010 -440 (-1.31%)
TOPIX先物 2365.0 -24.0 (-1.00%)

大阪3月限
日経225先物 32860 -520 (-1.56%)
TOPIX先物 2360.0 -25.5 (-1.07%)

 日経225先物(3月限)は前日比520円安の3万2860円で取引を終了。寄り付きは3万3090円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3085円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。直後に節目の3万3000円を下回ると、その後は3万2990円~3万3110円辺りで保ち合いを継続。前場中盤辺りからレンジを下放れると、ランチタイムでは3万2710円まで下げ幅を広げた。売り一巡後は膠着感が強まり、後場は概ね3万2730円~3万2860円辺りの狭いレンジ推移が続いた。

 日経225先物は、節目の3万3000円および25日移動平均線を再び割り込んできたことで、ヘッジ対応のショートが強まった。また、米長期金利が低下傾向を継続する一方で、国内では日銀のマイナス金利解除への思惑も高まっており、日米金利差を狙ったポジションを解消する動きが強まったとの見方がされている。

 明日の12月限の先物・オプション特別清算指数(メジャーSQ)を通過してくれば、需給は軽くなる可能性はあろう。ただし、日経225先物は下げ渋る動きとなったものの、25日線辺りで上値を抑えられていた。3月限はナイトセッションで弱い値動きを見せており、25日線とのマイナスカイ離が広がってきている。

 ボリンジャーバンドが収斂するなか、-1σ(3万2470円)と25日線(3万2950円)辺りでのレンジ推移が見込まれそうである。週末に米雇用統計の発表を控えてリバウンド狙いのロングは入りづらく、反対に-1σ辺りに接近する局面では、75日線が位置する3万2230円辺りまでの調整は想定しておきたい。為替市場ではドル円が1ドル=145円台半ばと円高に振れて推移しており、リバランスの流れが強まるようだと、目先的には投資家心理を神経質にさせそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.98倍に低下した。米国市場の流れを引き継ぐ形で指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均型の重荷となった。ただし、東証プライムの8割超の銘柄が下落したこともあり、一時13.91倍まで下げた後は下げ幅を縮めていた。目先的には75日線が位置する13.88倍辺りが意識されやすく、同線を下回ってくるようだと、下向きのトレンドが強まることから、NTショートに振れやすくなりそうだ。

 手口面(立会内)では、日経225先物(3月限)はABNクリアリン証券が3万2504枚、ソシエテジェネラル証券が2万6037枚、サスケハナ・ホンコンが5296枚、JPモルガン証券が4877枚、野村証券が4115枚、日産証券が3717枚、BNPパリバ証券が3139枚、バークレイズ証券が3057枚、ゴールドマン証券が2580枚、みずほ証券が2536枚だった。

 TOPIX先物(3月限)は、ABNクリアリン証券が4万1609枚、ソシエテジェネラル証券が2万7051枚、JPモルガン証券が1万0001枚、みずほ証券が9206枚、SMBC日興証券が6526枚、バークレイズ証券が5961枚、BNPパリバ証券が5896枚、ゴールドマン証券が5777枚、日産証券が5230枚、野村証券が4612枚だった。


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