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来週の為替相場見通し=米長期金利にらみの展開か

 来週のドル円相場は、米長期金利の動向をにらみながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=149円00銭~151円50銭。
 
 今週発表された10月の米消費者物価指数(CPI)や10月の米卸売物価指数(PPI)がインフレ鈍化を示す内容となったほか、景気減速を示唆する米経済指標が相次いだことで、市場では米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退している。17日には米長期金利が4.4%台まで低下しており、来週も低下基調が続けば日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが強まる可能性がある。ただ、内閣府が15日に公表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値が3四半期ぶりのマイナスとなったことから積極的には円も買いにくい。日銀の植田和男総裁が17日の衆院財務金融委員会で「長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の枠組みのもとで粘り強く金融緩和を継続することで経済活動を支え、賃金が上昇しやすい環境を整える」方針を改めて示し、日銀の金融政策が正常化に向かうとの思惑が薄まっていることも円の重荷となりそうだ。

 来週に予定される主な経済指標としては、20日に10月の米景気先行指標総合指数、21日に米連邦公開市場員会(FOMC、10月31日~11月1日開催分)議事要旨と10月の米中古住宅販売件数、22日に10月の米耐久財受注、23日に11月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値、24日に11月の米PMI速報値など。国内では24日に全国CPIの発表が予定されている。

出所:MINKABU PRESS

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