テノックス---2Qは2ケタ増収、工場関連の地盤改良工事や道路、鉄道高架橋の杭工事など大型工事が寄与
テノックス<1905>は10日、2024年3月期第2四半期(2023年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.3%増の97.29億円、営業利益が同8.2%減の2.15億円、経常利益が同6.7%減の2.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.8%減の1.95億円となった。
同社グループにおいては、中期経営計画における開発戦略で取り組んだ研究成果の実用化を進めることにより企業価値の向上に努めている。また、積み上がった受注残高の消化に向け品質および安全管理体制を整え施工に注力している。
当第2四半期累計期間の売上高は、主に工場関連の地盤改良工事や道路、鉄道高架橋の杭工事など大型工事が寄与したことで増収となった。また、利益については、販売費及び一般管理費が増加した影響等もあり減益となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比15.7%増の212.00億円、営業利益は同24.0%増の8.10億円、経常利益は同20.9%増の8.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同16.0%増の5.60億円とする期初計画を据え置いている。
《SO》
提供:フィスコ