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新興市場銘柄ダイジェスト:ルーデンは上場来安値、アクアラインがストップ高


<2934> Jフロンティア 4030 +220
大幅に続伸。22年11月7日に発行した新株予約権の残存分を取得・消却すると発表している。取得・消却する新株予約権は1191個で取得価額は11万9100円、取得・消却日は11月14日。オンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービスのSOKUYAKU事業の収益性強化に向けた取り組みが順調に進み、当面の資金は手元資金で充足可能である点を考慮したという。取得・消却で将来の株式価値の希薄化懸念が払拭されたとの見方から買われているようだ。

<1400> ルーデン 78 -42
上場来安値。非連結子会社の暗号資産の取扱いに絡んで設置した第三者委員会の委員全員が退任すると発表している。社内に現存する情報や資料が極めて少ないほか、外部の協力が不十分かつ不適切であるなどとして、証拠に基づいて事実を確定的に認定することができないとして委員から辞任の申出があったという。委員辞任のため、調査報告書は受領できなくなった。再発防止策(改善計画)については、自社で早急に協議の上、速やかに開示するとしている。

<6173> アクアライン 890 +150
ストップ高。前日午後に開示された大量保有報告書で、クシム<2345>子会社のクシムインサイト(東京都港区)が70万4800株(保有割合23.56%)を所有していることが5%ルールに基づく変更報告書で明らかになっており、引き続き買い材料視されている。保有目的は純投資で、報告義務発生日は24日。保有割合は、24日にアクアラインが公表した第三者割当に関する適時開示に記載された募集後の持株比率(18.90%)を上回っている。

<3911> Aiming 251 +26
大幅に反発。前日に上場来安値まで急落した反動で買い戻されている。Aimingは27日に23年12月期の営業損益予想を8.24億円の赤字(前期実績4.00億円の黒字)と発表。第3四半期累計(23年1-9月)が2.51億円の赤字と会社計画(3.12億円の黒字)を下回ったことも嫌気され、30日は前営業日比26%超の大幅安となった。ただ、24年12月期に向けては開発効率の見直しやコスト適正化に努めるとしており、押し目買いの好機と見た向きの買いも入っているようだ。

<5035> HOUSEI 474 +11
大幅に反発。クラウド勤怠管理サービス「TimeTec」を顔認証端末と連携させたソリューションの提供を実現したと発表している。従業員は顔をかざすだけで簡単に施設に入ることができるほか、従業員の出勤時間情報を顔認証データと連携させ、TimeTecに自動的に反映させることが可能という。同サービスはマレーシアのTimeTec社の製品で、HOUSEIは日本国内向け代理店契約を獲得している。

<3691> デジプラ 619 +1
もみ合い。グループ会社のデジタルフィンテック(東京都渋谷区)が運営する「デジタルギフト」が、すかいらーくホールディングス<3197>が提供する「すかいらーくご優待券」を新たな選択先として追加したと発表している。同優待券は「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などのファミリーレストランを中心に複数の店舗で利用可能。デジタルギフトは紙券として発行していたギフト券をデジタル化したサービス。
《ST》

 提供:フィスコ

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